こんにちは。
14時現在の開封市、気温24℃ 湿度43%です。
良い天気です。
さてさて、
今日はカローラ氷河について書いていきたいと思います。
カローラ氷河が見たい
チベットに旅行に行くことが決まった時、夫の第一目的はポタラ宮殿でしたが、
私が行程表の中で 一番魅かれたのが『カローラ氷河』でした。
ポタラ宮殿についてはこちらもどうぞ
↓
日本でも立山連峰に氷河があるようですが、
登山をしなければ見られない 厳しい地形の場所にあります。
カローラ氷河はなんと、ポタラ宮殿のあるラサ(拉薩)から
次の目的地のあったシガツェ(日喀則)という町に行く途中の国道沿いから
見ることの出来る氷河とのことでした。
バスや車で訪問可能な氷河、楽しみでした♪
バスが荒野を走って行きます。
羊の群れ
ちらほら雪山も見えました。
山
せまってくるような岩山
そしてついに・・・・・
おお!あれが!!
カローラ氷河ですか!!!デカいなあ😲
ここでバスを降りるのかと思ったら、添乗員さんによると
もっと近くの カローラ氷河の真正面の場所まで行きます とのこと。
カローラ氷河の周辺は観光景区となっているようで、
いくつかドライブインの様な施設が作られていました。
施設にはモニュメント・トイレ・売店などがそれぞれ作られているようで、
車を停車させ、降りて写真などを撮ろうとすると 観光費用として
料金がかかるようでした。
到着
私達のツアーバスは こちらの景区に停車するようです。
バスを降りました。
確かに ここはカローラ氷河の真正面~ド迫力です\(^o^)/
氷河に近寄ってみましょう。
背景の雲と氷河が重なっていて写真だとわかにくいかもしれませんが、
氷河が迫ってくるようでした。
不思議な光景すぎて、なんだか現実味がありません。
個人的には、氷河に近寄って見るより このくらい離れて見た方が
全体像が見れて 好きでした(*^。^*)
観察
デジカメのズーム機能を使って氷河を観察してみましょう。
氷の壁やあ。
どのくらいの厚みがあるのかなあ。
よく滑り落ちないで 山の斜面にくっついるなあ。
ふと、冷蔵庫の霜取りを思い出しました(*´▽`*)
霜取りについてはこちらをどうぞ
↓
トゲトゲが見えます。何かな?
氷柱のようです
青白くて綺麗やなあと思ったのですが、
これって 氷河が溶けてきているってことですよね・・・・😅
ここの三角部分はずり落ちちゃったのかなあ。
なんだか氷河が 強大な生き物みたいにも見えてきました。
標高5020m地点
カローラ氷河を見上げているこの場所は
標高5020mでした。
モニュメント前には、写真撮影待ちの行列有り🍀
気圧が低いので お菓子の袋はこんなにパンパンに膨らんでました。
カローラ氷河の山頂の標高は7191mのようです。
富士山の約2倍の高さの山が目の前にあることになります。
高所のため、ゆっくりゆっくり行動していたのですが、
時間がたつごとに 足が重くなり、
身体に負担がかかっているのがわかりました。
トイレに行った時に下を向いたら、クラ~っときました💦
ちなみに、こちらのトイレは 壁の存在しない ニーハオトイレでした。
次の目的地まで1時間半 トイレがありませんとのことだったので、
周囲は気にせず 前だけ見て利用(*´▽`*)
高所の影響を ほぼ受けない人達もいるようでした。
標高5020mのモニュメントがある横の 矢印のあたりには、
遊歩道が設置されていて、
階段を登って行く人々がいました。
強者だけが、この場所からカローラ氷河を眺められます~(*^◇^*)
ヤクさんも高山病の問題は無しのようでした♪
団体ツアーのバスがカローラ氷河前に停車していた時間は約30分。
ゆっくり滞在したいと思っても、たぶんこのくらいの時間が
私には限界だったかもしれません。
カローラ氷河、堪能しました。
来れて本当に良かったです♪(*^^*)
映画撮影で爆破されていたの!?
と、以上でブログを閉めようとしていたのですが、
ふと ネットで カローラ氷河について検索してみたら、
电影《红河谷》拍摄期间,卡诺拉冰川被炸 と書かれた記事を見つけました。
映画の撮影で雪崩を起こすために、カローラ氷河を爆破したそうなのです\(◎o◎)/!
(翻訳アプリを使って記事を読んでいるため、
正確ではないかもしれませんがご了承ください。)
《红河谷》を訳すと「レッドリバーバレー」。
どんな映画だったのか詳しく知りたくなったので日本語で検索すると、
アメリカの西部劇が出てきました。
でも、カローラ氷河は関係なさそうで、
同じ名前の 中国の映画だったとわかりました。
《红河谷》は、1996年に公開された中国の時代劇映画で、
20世紀初頭の中国チベットを舞台に、
漢民族・チベット族・イギリス人が登場する壮大な物語のようでした。
監督は冯小宁( 馮小寧)さん。
中国の人の記事の中には、
カローラ氷河の美しさは戻らない、なんてことをしてくれたんだ~というものを
多く見かけました。
確かに なんてことをしてくれたんやあ😓
でも、雪の無い三角のくぼみは爆破による跡だと書かれた記事はあったけれど
撮影隊の人達が どこをどう爆破したとの 詳しい記事はみつからなかったので
結局 真実はわからず。
ちなみに、こんな記事も見つけました。
在2007年冯小宁被国家环保总局授予“环境大使”称号的导演,他的剧组在拍摄时不给外景地的生态环境造成破坏。
翻訳アプリによると
「2007年、 馮小寧氏は撮影中にロケ地の生態環境に損害を与えなかったことから
国家環境保護局から「環境大使」の称号を授与されました。」
氷河の爆破はしたけれど、環境には影響をあたえなかったってことかなあ。
色々なことが謎です・・・・。
これを知ってから改めて写真を見返すと、
モニュメントの中に《红河谷》と書かれたものを見つけました。
ここがロケ地であったのは間違いなかったようです。
映画撮影で爆破されるにしても、地球温暖化にしても、
地球の歴史から考えると 氷河の壊れるスピードは たぶん一瞬のはず。
ずっと同じ景色が見られるということは 実は難しいことなのかもしれませんが、
この先もずっと、カローラ氷河が見られたらいいなと思いました。
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)