こんにちは。
15時現在の開封市 気温27℃ 湿度31%です。
良い天気です。
明日10月18日から開封市菊祭りが開催されます。
菊のことについてもブログを書きたいけれど、
チベット旅行のことについても もうちょっと書きたいことありで
ブログネタ渋滞中。うれしい悲鳴で困った困った😅
さてさて、
今日はチベット時間について書きたいと思います。
チベット時間とは?
添乗員さんがバスの中でしてくださった話の中で印象に残っている言葉が
『チベット時間』でした。
添乗員さんによると、チベットには『チベット時間』なるものが存在していて、
なにをするにも、時間がゆっくり流れているようです。
添乗員さんのチベット人の友人は 待ち合わせに時間通りに来たことが無いようで、
しばらく待って相手に電話すると、
相手はまだ家にいることも多いのだとか・・・・・(*^◇^*)
添乗員さんはたぶん、漢民族の人でした。
(中国の中で90%以上の人が漢民族です。)
私がこの話を聞いた時にまず思ったのは、
チベットに限らず、中国はどこでも(漢民族の人も)
時間にルーズなのでは??でした。
中国と日本の時間の感覚の違いについてはこちらもどうぞ
↓
でも、チベット旅を続けているうちに
これがチベット時間かあ~ と思うことが何度かありました。
開封市よりも あきらかに 時間の概念が違っているように感じました。
水を探して朝散歩
7時50分
日喀则シガツェという町に宿泊した日の朝、ホテルの窓からの風景
日の出が7時45分くらいだったので、
この時間ですが 外は日の出直後のオレンジっぽい色をしていました。
8:25
この日は ツアーのホテル出発時間が比較的遅く 時間があったので、
近所に散歩に行きました。
ちょうどペットボトルの水が無くなったので、
水を買いたいと思いました。
地図アプリで検索するとホテルの周辺にいくつか水を売ってそうな
コンビニみたいなお店が何件か見つかりました。
お店のオープン時間は8時からと書かれていました。
ゴールをお店にして ナビに従って出発♪
花が綺麗に咲いていました。
アオイかなあ。
あれ?なんだか町がとても静かです。
昨夜 バスでこの辺を通った時は 色々なお店が開いていて
人も多くにぎわっている印象でした。
こっちの絨毯屋さんも
隙間は空いていますが、営業はしていないようです。
8:34
ミニスーパー、開いてませんでした😅
8時から営業とちゃうの~?
別の店舗を目指していきましたが、やってませんでした。
また別の店舗もやってなさそうです😓
犬もまだ寝ています。
町に人は少なく、動いてるのは鳥達ばかり。
雪山のイラスト
タンクローリーに
目がついていました。
店が閉まっているので 店以外に目がいってしまいますが、
いやいや、水が買いたいねん。
水~水~ ペットボトルの水~!!
≪開店時間8:00~≫と丁寧に店の前に看板があるお店もあったのに、
開いてませんでした(^▽^;)
ホテルに引き返さないといけない時間が迫っても
水を売っている店が見つかりませんでした。
あきらめて、ホテルに戻る途中・・・・・
8:50
行きに通った時 閉まっていたお店が オープンしたようです。
乾物屋さんのようやったけど、お水置いてないかな?
水ありました\(^o^)/売ってくれました~♪
ちらほらと、シャッターを上げて開店準備を始めたお店も目につきだし、
どうやら8時オープンと地図アプリに記載されていたお店は
9時頃にオープンすることがわかりました。
ホテルの真横にもコンビニがあって 9時オープンとお店横に張り紙がありましたが、
9時になってもオープンしていませんでした。
10時頃にオープンするのかもしれません😅
開封市では、家に来る業者さん達は 約束の時間に来ることはほぼないですが、
スーパーや商店は 開店時間と記載されている時間には 開店してくれています。
シガツェ市では8時も9時も10時も そんなに大差ない 誰も気にしない雰囲気が、
町全体から感じられました。
これがチベット時間なのかなあ・・・・(*´▽`*)
お昼はいつ食べられる?
午前中の観光が終わり 12時頃にバスに乗り込んだ時のこと、
昼食はチベット族のバスの運転手さんおススメの
チベットカレー屋さんでお昼です♪と チベット族のガイドさんが言い、
車内のテンションが上がりました。
チベットカレーを目指してバスが進みます。
チベットカレーがどんなのかわからなかったけれど、
頭の中は 想像のチベットカレーでいっぱいです。
バスが進みます。
バスが進みます・・・・・
14:30
チベットカレー屋さんはどこやねん~!!(笑)
15時にチベットカレー屋さんに到着しました。
昼食会場には 30分ほどで到着するのかなあと勝手に思っていましたが、
まさかの、3時間かけての到着です。
道が混んでいたわけではありません。
この日は、午前中に日喀则シガツェ観光をした後
夕方までに拉薩に移動しなければいけない日でした。
日喀则から拉薩までは300キロほど離れていて、バスで5時間ほど。
たぶんですが、チベット族の運転手さんは、チベット族のガイドさんに
美味しいお店を教えて と言われて、
移動ルート途中での 美味しいお店を紹介したのだと思います。
そのお店に到着するのが何時になるかなどは
チベット族のお2人にとっては問題ではなかったのだと思われます。
これが チベット時間なんやなあ~(*^。^*)
もしこれが、日本でのツアーだったら
バスに乗り込むときにガイドさんや添乗員さんが
お昼の時間が遅くなりますとか一言あったでしょう。
夕食は拉薩のホテルにて18時半からでした。
昼食を食べてから3時間後でした・・・・。
ちなみに チベットカレーについてはまた別で書きたいと思いますが、
とっても美味しかったです。
3時間かけてでも 行けて良かったです(≧▽≦)
時間が読めない
日本人は比較的時間に厳しい人が多いように感じます。
5分遅刻しただけで、とんでもない失態したように感じる人もいるし、
相手の5分の遅刻にもイライラとしてしまう人もいるかと思います。
正確に動く公共交通があり、時間通りにオープンする店がある日本で、
小学校の時から遅刻はダメですと教わって来たからかも。
今回のチベット旅では 何度か家畜がバスの前を横断したようでした。
通り過ぎるまで バスは待ちました。
こちらの写真は チベット鉄道乗車中 電車のすれ違いのため
たまたま 停車している時に 家畜が高架下を横切る様子を撮影出来たものです。
もし、高架がなくて 牛達の群れがもっともっと大きかったら、
電車はしばらく動けなかったかもしれません。
動物相手では時間は読めません。
厳しい自然相手でも時間は読めません。
読めない時間を無理に読もうとしてストレスをためることなく、
時間を読まずに その時々で身を任せて過ごす。
こうして時間にほとんど縛られることのない チベット時間が出来たのかも(*´▽`*)
そんなチベット時間の存在するチベットで、
団体ツアーの行程を とりあえず無事にすべて遂行したガイドさん、
添乗員さん、バスの運転手さんを 改めてすごいなあ と思いました🌻
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)