おはようございます。
10時現在の開封市、気温23℃ 湿度44%です。
雲の無い青空で、良い天気です。
さてさて、
今日はチベット・西寧旅行中に出会って気になった色々について
書いていきたいと思います。
(詰め込み過ぎて長くなってしまいました(*^◇^*))
色鮮やかなお寺の装飾
今回の西寧・チベット旅行では様々なお寺に訪問する機会がありました。
壁や装飾が日本のお寺と違って、鮮やかな色合いをしていたのが印象的でした。
金ぴかさん達
カラフルお獅子
ブレーメンの音楽隊??
壁に仏様
黄色と青の縞々の天井は あちこちで見られました。
色は基本的に青・緑・赤・白・黄の5色が使われているようでした。
後で調べたところによると
5色には 青が『空』 白が『風』 赤が『火』 緑は『水』 黄は『地』 と
それぞれ意味があるようでした。
お寺の中は基本的に撮影禁止だったので写真はありませんが、
どのお寺も お寺に準ずる建物も 中は外と同じように色々な色にあふれていて
美しかったです。
一番印象に残っているのはこちらの装飾達です。
門の上や、室内の入り口の上には たいていこんな感じで
獅子達の装飾をしている寺院が多かったのですが、
真ん中の子にはどれも嘴がついていました。
身体は獅子のようやけど、顔は鳥??
天狗っぽくも見えます。
何の動物(?)なのかはわかりませんでしたが、
悪いやつがやってこないように にらみをきかせているのだと思います(*^。^*)
チベット族のガイドさん達はお寺に入る時は帽子をとり、
ガイドの合間にお経を唱えていました。
巡礼に来られているチベット族の方もたくさんいて、
穏やかに 一心にお祈りしている姿が とても印象的でした。
旅の途中で出会った動物達
お寺は鳩達にとっては、
良い住みかに
なっているようでした。
鳩以外では オナガやカササギをよく見かけました。
標高3000m以上の場所でも 開封市と同じ種類の鳥達が
見られるようです🍀
町中でよく見かけたのは犬です。
猫よりも犬さんが圧倒的に多かったです。
あっちでも
こっちでも
そっちでも
犬が自由に散歩中。
このワンちゃんはお寺の中にいたのですが、
人の出入りの激しい場所に寝そべっていて、
踏まれないかちょっと心配でした(*^◇^*)
☆注意☆
中国は狂犬病の発生地域なので油断は大敵。
可愛いと思っても 飼い主のわからない知らない犬は
触らない方が無難!
狂犬病については詳しくはこちらもどうぞ
↓
郊外に行くと ヤクを目にする機会が多かったです。
昼寝中?
他にもヤギや羊を多く見かけました。
こちらのヤクさんは綺麗に着飾っています。
観光客との写真撮影に駆り出されているヤクさんです。
こちらはチベット犬だそうです。
同じく 写真撮影に駆り出され中。
観光地では ヤクやチベット犬と一緒に
記念撮影が出来る場所を何か所か見かけました。(有料です🍀)
車窓からの景色
今回の旅行中は天気が良い日が多かったおかげか、
バスの窓から見える景色は
絶景に次ぐ、
絶景でした~(*^^*)
そして、
この建物は
すごい場所に建っているなあ。
こちらの建物に行くには
どうやって行くのかな。
(崖を登って?)
想像をかきたてられるような建物も多く、
見ていて飽きませんでした。
拉薩市の物価が意外に高くて驚いた
今回の旅で驚いたのが、拉薩の物価の高さです。
ガイドさんによると、2023年現在、
北京、上海に続いて、拉薩はなんと中国で3番目に物価が高いのだそうです。
(ホントなんかあ!?😲)
こちらは拉薩市近郊の蘭州拉麺屋さんのメニュー表です。
ツアーの昼食でしたが、地元の人達が訪れる(観光客目当てではない)
一般的な普通の蘭州ラーメン屋さんでした。
牛肉麺の値段が15元(約300円)でした。
ツアー参加者の中で 北京や上海から参加されている方々からは
「安い~」の声が上がっていました。
北京や上海では蘭州ラーメン1杯 20元~25元はするようです。
開封市では蘭州ラーメンを1杯9元(約180円)で食べることが可能なので、
私と夫は 高くてビックリしてしまいました(´▽`*)
ちなみに、10月29日に個人昼食で食べた西寧市での蘭州ラーメン
1杯は9元でした。
ガイドさんによると 拉薩では 給料もかなり高めに設定されているようで、
以前は西寧に働きに行ってた人達も、
今は拉薩の方が高い給料がもらえるので、拉薩で働いているのだとか。
そして、拉薩市民の中には 物価の安い西寧市に
買い物や遊ぶために 行く人達もいるのだとか。
物価が高いのはチベットの中では拉薩市と拉薩市近郊だけのようで、
チベット内では お金が無い地域も多いようです。
物価格差が広がっていっている印象を受けました。
今後の拉薩市の物価はどうなっていくのでしょうか。
チベット全体の物価はどうなっていくのでしょうか・・・・・。
2023年チベットのトイレ事情
今回の旅行中、どこの観光地にも トイレがちゃんと設置されていて、
公衆トイレもあちこちにあり、
ツアーバスがトイレ休憩で停車してくれたので、
トイレを我慢する必要は ほぼありませんでした。
ただし、ホテル内やラサ市内は日本と同じ個室タイプのトイレも多かったですが、
郊外に行くと『ニーハオトイレ』と言われている壁の無いタイプのトイレに
出会うこともありました。
中でも一番印象に残っているのがこちらのトイレです。
一応 男女に分かれてました。扉も有り。
でも、このトイレが一番恐怖でした😓
2つある穴の下はすぐ崖で
高いところ苦手なので 穴をまたぐとき足が震えたのでした😅
穴より自分の身体の方が大きいので 落ちる心配はないはずですが、
風が下から上がって来て、とにかくほんま怖かったです💦
ちなみに、溜まったブツやゴミが穴の下に見えるのですが、
高さがあって遠くにあるのでニオイもほぼなくて、
そういった面では快適トイレでした🍀
ちょうどこの時 1人でこのトイレを利用していたので、
トイレの写真を撮影しましたが、
穴が2つあるので 2人で同時に利用も可能です。
この距離で 2人がニーハオ(こんにちは~)と挨拶してトイレをするのは、
日本人にはなかなか難しく、
やはり 大きく文化の違いを感じます(*^▽^*)
ニーハオトイレは寺院やカローラ氷河前でも見かけました。
カローラ氷河前のトイレでは この穴が6つくらいあって
6人が同時に利用できたと思います。
他の人は見ず、自分のことだけに集中して利用しました。
混雑トイレだったのでもちろん写真は無しです。
カローラ氷河についてはこちらもどうぞ
↓
開封市の観光地にある壁の無いタイプのトイレについてはこちらもどうぞ
↓
10年前に書かれたチベット旅行記などを読むと
以前のチベット旅行でのトイレは ツアーバスが 草原に停車し、
さあ、ここでトイレしてください♪ というのもあったのだとか。
その当時と比較すると 今回の旅では どのトイレも
一応すべて壁で囲われていました😄
今後もチベットのトイレ事情は色々変化していきそうです。
チベットの文化
漢字とチベット文字の両方が書かれたバス停の表示
掃除道具
ヤクの毛が使われているそうです。
ガイドさんによると、ヤクの身体は ほぼすべてが利用され、
捨てるところは無いようでした。
旅行最終日の夜、チベット音楽を間近で聴く機会がありました。
今まで見たことの無い楽器。ピアノと同じシステムで音を出しているそうです。
こちらの鈴は
弦楽器の人が足にはめて音を出していました。
チベット音楽の演奏は 弦楽器、鍵盤楽器、笛、鈴、
そこに歌い手さんが2名(男性1名・女性1名)入った状態で行われました。
歓迎の曲や、お酒を飲ませる時の曲など 色々演奏してくれました。
正直に言いますと、 今回 チベットについては
ほぼ何も知らないで チベット旅行に行きました。
(夫はポタラ宮殿に、私は 鉄道とカローラ氷河に興味があっただけ・・・)
国際的な共通認識だと、現在 チベットは中華人民共和国の自治区の一つですが、
チベットは チベット高原を含む日本の約6倍もある広い地域のことを示し、
中国だけでなく、インド・ネパール・ブータンにも 一部が入っているようです。
チベット地域に チベット族(チベット人)と呼ばれる人達が暮らしています。
歴史が色々複雑で、たぶんこれからも 色々あるかと思います。
演奏の中で、人の声だけで歌い上げる曲があり、
迫力ある歌声と独特の旋律を聴いていると ちょっと涙が出そうになりました。
色鮮やかな寺院やチベット文字、チベット音楽、
チベットの人々の信仰などなど。
今後も チベット独特の 独自の文化が 残り続けてほしいです。
と、チベット旅行記最終回っぽい書き方をしましたが、
帰りのチベット鉄道についても書きたいので
旅行記はもうちょっとだけ続きます(*^^)v
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)