ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

中国山西省大同美食グルメ☆麺料理(刀削麺・羊杂麺など)以外に『大同黄花』『沙棘汁サジージュース』『焼売シュウマイ』もおススメ名物かも≪2023清明節旅行8≫

こんにちは。

 

14時現在の開封市、気温21℃ 湿度74%です。
曇っていて 強めの風がふいています。
強い風がふくと 次の日は寒くなることが多いので 
明日の予報気温を調べたら 明日は10℃前後のようです。
昨日は27℃まで上がったのに 温度変化激しい~~😅


さてさて、


今日は大同旅行で食べた物と、
旅行に行って初めて知った大同名物について書きたいと思います。

 

 

麺発祥の地 山西省で麺を食う


山西省は 中国の麺の発祥の地と言われていて、
今も、200以上の麺料理が存在する麺天国のようです。


中でも有名なのが『刀削麺』です。


刀削麺は字の通り、小麦粉を練ってひとまとめにした麺の塊を、
専用の刀で削ぐようにして 細く麺のように削った麺のことです。


山西刀削麺のお店は開封市にもあり、


開封市の刀削麺屋さんについてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

tpakira.hatenablog.com

 

 

スーパーでは刀削麺の乾麺が売られていたりするので、

 

 


乾麺についてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com


 

中国国内のどこでも、比較的気軽に 刀削麺を食べることが出来ると思いますが、

山西省に行くなら やはり本場の刀削麺、食べてみたいぞ~(*^^*)ノ


と言うことで、
貸切タクシーの運転手さんがおススメしてくれた刀削麺屋さんにて、

 

 

刀削麺を食す

 

 

ちゃんと削った跡がわかる麺。
スープにもうま味があって ウマ、ウマでした♪

 

 

宿の近くのお店でも、

 

刀削麺をいただきました(*^◇^*)

 

 

刀削麺の他にも、

 

宿の朝食で『羊杂麺』(羊のモツ麺)

 

 

麺はジャガイモ粉で出来ているとのことでした。
米粉やサツマイモ粉の麺は食べたことがあったのですが、
ジャガイモ粉は初めてでした。
もっちりツルツル、モツの臭みも全くなく、スープに旨味があって 美味しかった!

 

 

駅構内で食べた羊杂麺は ちょっとモツに臭みがありました。

 

羊料理は大同の名物のようで、
羊串や羊杂麺(羊のモツ麺)、羊杂スープのお店も
大同市内にたくさんあるようでした。


ちなみに、刀削麺と  河南省の名物 烩面は 
ぱっと見 麺の太さは同じようなのですが、
刀削麺はワシワシ、ゴワゴワした食べ応え、烩面はピロピロです。
(個人的な感覚なので、わかりにくい表現で すみません(^▽^;))

 

蘭州拉麺(牛肉面)の麺はツルっともっちり してるしで、
材料は同じ小麦だとしても、 作り方 水の量の違いなどで 
全く別物の麺が出来上がるのですね。

 

また、小麦を別の粉に置き換えると、全然違った麺になり、
とにかく麺の可能性は無限大。


山西省で始まった麺作りが、中国全土に広がり 
それぞれの地域で また進化して、
中国では 日本よりも 様々な種類の麺が 日常的に食べられているようです。
 

太目 細目、食感 コシなど、麺の好みは 個人個人 で 違うと思うので、
色々な種類の麺を食べ比べて 好みの麺を探すのも 面白いかもしれません。

 


カーネーションの花のような形の大同の焼売(シュウマイ)

大同市中心部の城壁内では『烧麦』(シュウマイ)と書かれた看板を
あちこちで見かけ、焼売も大同市の名物なのかなあと思ったので、

 

そのうちの一軒のお店で晩御飯を食べました。

 

いらっしゃいませ♪

 

羊焼売。
ヒダがカーネーションの花びらのようです。

 

 

三鮮焼売。綺麗です~(*^^*)

 

 

想像していた日本の焼売と形も違うし、
小籠包みたいに 中に肉汁スープが入っていて 美味しかったです。
1個1個が大きくて 食べ応えがありました。

 


後で調べたところによると 
大同市の古くからあるレストラン『凤临阁』のメニューの中に、
『百花烧麦』というカーネーションの花びらのような
焼売メニューがあることがわかりました。

そこから 他の大同市のお店にも 広がっていってるのかもしれません。


凤临阁の百花烧麦は、チキン、アヒル、魚、エビ、カニ、牛、羊、豚、ウサギの
9種類の味が楽しめるようです。


他ではなかなか見ることのない、花のような形をした大同の焼売。
大同市を訪れた時には是非ぜひ。


疲労回復!沙棘汁(サジージュース)と大同黄花

 

初日、晩御飯を食べたお店で周囲のテーブルの人達が
オレンジジュースの様なものをピッチャーで頼んでいるのを見かけたのですが、
気に留めていませんでした。

 

 

 

ですが、2日のお昼に入った刀削麺屋さんでも
周囲のテーブルでは、ジュースのピッチャーをたのんでいる人達がいて、
ジュースは『沙棘汁』のようだとわかりました。

 

大同市の人々は、お冷やかわりに沙棘汁を飲む習慣があるのかな??

 

 

説明書きによると沙棘は、砂漠の緑化対策に中国北西部に大量に植えられているようで、
沙棘の実はビタミンCが多く、ビタミンCの王様と言われているとのこと。
咳を止めたり、痰を止めたりなどの風邪症状改善の他、
とにかく身体に良いらしい実であることがわかりました。

 

夫が「飲んでみる?」と聞いてきたのですが、
この時は まだそこまで興味がなく 「いらない」と返答。

 

 

ですが、その後 大同市の喫茶店の入り口などでも『沙棘汁』を目にするなどして、
徐々に興味がわいてきました。
夜に入ったお店のメニュー表にも『沙棘汁』があったので ついに注文(*^◇^*)


ジュースが来るまでの間に ネットで『沙棘汁』について調べてみたら、
日本ではサジージュース として売られているもののようで、
サジーは、栄養価が高く、疲労回復、美肌効果など とにかく効能がいっぱいの
「スーパーフルーツ」だとわかりました。

これは、飲まねば!!

 

 

 

オレンジジュースよりも濃い橙色で、
酸っぱいかと思ったのですが、思ったよりかは酸っぱくなく飲みやすかったです。
夫は 酸っぱい~酸っぱい~と言ってましたが 
酸っぱいと言いながらも 飲んで(飲めて)ました(*^。^*)

 

 

こちらのお店では 店員さんのおススメで、御浸しの様なのも注文。
食感が面白く 美味しかったです(*^^*)

 

さて3日目、
開封市に戻る日に大同の駅のお土産屋さんにて、

 

 

沙棘汁の元を発見。

 

お菓子も発見。

 

 

瓶入りのジュースも見つけました。

 

産地は大同市でした。

 

大同市、沙棘商品の販売に とても力入れてるぞ~!

 

 

そして、こちらのお店では

 

 

あれ?昨日 食べた御浸しみたいなのって

 

もしかして 大同名物だったのか!?

 

 

山西省の名物と言えば、麺料理と黒酢の印象が強くて、

大同市に来るまで、焼売も沙棘も黄花菜も知らなかったのですが、
開封市では味わえない大同名物に出会えてよかったです(*^^*)

 

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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