ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

山西省大同観光で外国人も泊まりやすい宿『琵琶老店客栈』≪2023清明節旅行7≫

こんばんは。

 

21時現在の開封市、気温21℃ 湿度32%です。
よく晴れた良い天気の一日でした。

 

さてさて、

 

今日は山西省大同市観光の拠点にさせていただいた宿『琵琶老店客栈』を
ご紹介したいと思います。

 

 

 

琵琶老店客栈への行き方・入口がわかりにくいです~

 

 

琵琶老店客栈さんがあるのは大同市の中心部の城壁内、
食事をする場所も周辺に多くあり、九龍壁や華厳寺、善化寺にも歩いて行ける 
とても便利な場所にありました。

 

九龍壁についてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

 

 

案内板もあるし、

 

アプリなどの地図でもすぐ出るので、
迷子にならずに到着できるはず♪

 


なのですが、入り口がとてもわかりにくかったです🍀

 

 

建物は見えてるのに、入り口はどこ??

 

迷う人が多いからか、建物に案内表示がありました。

 

 

直進して右に曲がるようです。

 

 

裏通りみたいな場所に 

 

 

宿の玄関がありました(*^^*)

 

外国人も過ごしやすい宿

 

 

 

こちらの宿は、大同市の宿探しをしている時に、
中国人の方の評価も、外国人の方の評価も良いようだったので予約しました。


ちなみに、中国では、外国人は、中国国内に滞在する際 24時間以内に
自分の居場所を 居住地の管轄の派出所(公安・警察)に 届けなけれないけない 
という 条例があります。

 

どこでも自由に宿を予約して良いわけではなくて、
外国人宿泊OKの宿を予約することが重要です。
でないと、予約していたとしても 
行った時に宿泊を断られる可能性もあるのでご注意ください。
外国人宿泊OKの宿は、チェックイン後 宿の人が外国人臨時住宿登記を代理で行ってくれているはずです。


外国人臨時住宿登記についてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

 

 

こちらの宿は外国人の扱いに慣れているようで、
翻訳アプリを使ってのコミュケーションにもすんなり対応してくれました。
(英語を話せる人もいるようでした。)

 

 

宿のスタッフの方々から 宿泊している人のことを思った『おもてなし』の
対応を感じることが多々あって、
日本だと当たり前のことかもしれませんが、中国国内では 今まであまり
体験していない雰囲気だったので、
驚きとともに、とても快適に過ごさせていただきました。

 

 

館内は丁寧に掃除がされていました。

 

 

博物館の様な置物が色々あり、

 

 

私が気に入ったのがこちらの地図です。

 

地形が立体で表されていて、

 

ペルーやチリの地形が高い山で出来ているのがよくわかりました(*^。^*)

 

 

 

私達が宿泊したのは、窓有 シャワー・トイレ付きの 
ちょっと広めのツインルームで、
朝食付き2泊で577元。(1泊は289元ほど)
1人当たり、1泊1食付き約2880円でした。


部屋によっては1泊一部屋200元~泊まれるところもあるようでした。
 

 

朝食の羊モツのジャガイモ麺(羊杂面)が美味しかった♪

 

 

朝食はバイキングでした。

 

 

あげパンや万頭。
(白ご飯は2日間とも出てこずでした。
山西省は朝にご飯を食べる習慣があまりないのかもしれません。)

 

 

ちゃんと写真を撮るのをわすれてしまいましたが、
この場所にあった 豆腐よう みたいなものを 万頭に塗って食べると
美味しかったです。
後で調べたら『腐乳』という食べ物だったようです。
くせがある味でしたが、それがくせになりそうでした(笑)

 

 

そして、羊杂面(羊モツの麺)。
羊杂面は山西省大同の名物のようで、壁に説明書きがありました。
こちらはバイキング場所には置いていなくて、宿の人が欲しいかどうか聞いてくれて
作って持って来てくれていました。

 

 

羊杂面は開封市でも食べることが出来ますが、麺が食べたことのない食感の麺でした。
大同市でとれたジャガイモで作った麺とのことでした。


羊モツは臭みがなく、うま味があり、
美味しかったです(*^^*)

 

中華朝食が苦手な方だと、もしかしたら、何も食べれるものが無いと
思ってしまうかもしれませんが、
中華朝食がOKの方だと 満足出来る朝食ではないでしょうか。
(食パンとバターとジャム、おいしいコーヒーも用意されていました。)

 

 

王昭君と琵琶老店

 

 

宿の歴史はとても古いようでした。

 

 

昔は馬の停める場所もあったようです。

 

 

何度も建てかえられたり、オーナーさんがかわったりしたようですが、
『琵琶老店』の名前は受け継がれてきたようです。

 

館内には女性の像と

 

琵琶が飾られていました。

 

 

部屋の模様にも あちこちに琵琶が使われていました。

 

 

後で調べてわかったのですが、こちらの女性は王昭君さん。

 

王昭君さんは、中国四大美女の一人といわれていて、
漢のお姫様のかわりに、政略結婚で、
モンゴル高原の遊牧民族「匈奴(きょうど)」の君主に
嫁ぐことになった人のようです。

 

王昭君は最後に泊まった漢の宿で琵琶を演奏しました。
そして、琵琶を宿の主人に渡し 祖国に別れを告げ匈奴へ旅立ちました。


平和のために嫁ぐ王昭君のことを思い、
宿の主人は宿の名前を『琵琶老店』と改名したという話が
こちらの宿に伝わっているそうです。

 


今は宿のすぐ裏が清真大寺(イスラム教のお寺)になっているので
琵琶の音ではなく、1日に何度かお祈りの声が聞こえてきました(*^^*)

 

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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