こんにちは。
12時現在の開封市、気温7℃ 湿度50%です。
空全体が曇ってもやっています。
さてさて、
今日は最近開封市で見かけた春節飾りの春聯(しゅんれん)について
ご紹介したいと思います。
2024年度の開封市の春聯(しゅんれん)色々
春聯(しゅんれん)とは中国の春節(旧正月)の風習の一つで、
基本的には赤い紙に縁起の良い対句を書いたものを言います。
玄関などの入り口に貼るのが一般的で、
日本の門松をイメージするとわかりやすいかもしれません。
門松との大きな違いは、お正月行事が終わっても片付けることはしなくて、
次の年に張り替えるまで、基本的には ずっと張りっぱなしにするようです。
春聯(しゅんれん)についてはこちらもどうぞ
↓
2月22日に一時帰国から開封市に戻ってくると、
新しく張り替えられた2024年度版の春聯(しゅんれん)を
町のあちこちで
見ることが出来ました。
こちらは手書きかな?
白い壁に赤が映えます
町中がなんとなく華やかです。
これは・・・・・
車用の春聯??
福字も色々
春聯の中には『福』の字が貼られることが
一般的なようです。
ちなみに「福」が逆さまになっていることを中国語で『倒福 dao fu』と言うようで、
「倒dao」と同じ発音なのが、「到dao」(やってくる)です。
「倒福」と「到福」と同じ発音であることから、
福がやってくるようにと 福字を逆さまに貼って
縁起を担ぐ風習が中国にあるようです。
開封市では 去年 一昨年の傾向を見ると
福を真っすぐに貼る人と逆さに貼る人の割合が6:4くらいで
真っすぐに貼る人の方が多いようでした。
ですが今年 春聯飾りを30軒以上見た中で、
福の字を逆さに貼っていたのは なんと この一軒だけでした😲
開封市では 逆さにしなくても 福が来るのかもしれません🍀
福字以外に 武将の絵を貼る人もいます。
これは春聯?福字替わり?
今年は特に こんなふうな難しい字を
福の字のかわり貼っているのも
多く見かけました。
この漢字は西安の名物ビャンビャン麺の「ビャン」の字やと思うのですが、
福の字がわりに貼って 良いことがあるのかな。
☆追加情報☆
コメントで教えていただいたのですが、
この漢字は 1つの漢字の中に「招」「财」「进」「宝」の
4つの文字が入っている合体文字だそうです。
ネットで調べてみると「財宝を招き入れる」意味があるようでした。
(ビャンビャン麺のビャンの字とは違っていました💦)
ロさん、情報 ありがとうございました😄🍀
2024年度の開封市で この字を貼るのが はやっているのかもしれません(*^◇^*)
それにしても、画数が多いですーー(笑)
龍 色々
龍の飾りも
色々なバージョンを
見かけました。
カッコいい系?
可愛い系??
ちなみに、3月になっても・・・・・
兎さんがいたり
サンタクロースがいたりします。
龍でなくても問題無し🍀
破れても剥がれてもOKなようです
最初にも書きましたが、春聯は お正月行事が終わっても片付けることはしなくて、
次の年に張り替えるまで、基本的には ずっと張りっぱなしにします。
ですが・・・・・
春聯を撮影をしていた時に
ちょうど人がお店から出てきました。
扉の開閉で、春聯の紙がグチャッとなっていました(;'∀')
こちらのお店の春聯飾りも、
この窓ガラスに貼られた方は 長持ちしそうですが、
入口付近の物は、剥がれ落ちるのは時間の問題かと思います💦
春聯飾りは どうやら剥がれたり、
破れたりして
無くなってしまっても 全く問題では無いようです😅
今は町中で春聯飾り見ることが出来ますが、
半年後には どのくらいの飾りが残っているのか・・・・。
見た目も良くないと思うのですが、
自然にまかせて~♪
なすがままに~~~♪♪
なので、我が家の春聯飾りも
一時期帰国から戻ってきた時に 左の句が無くなっていたとしても、
左の句が無かった時の様子はこちらをどうぞ
↓
そのままの状態で 1年過ごすのが 正式だったのかもしれません。
ですが、片方の句だけで 1年過ごすの、
どうしても 嫌でした😅
先日 新たな春聯飾りを再度 購入しました。
時期外れなため ほとんどが売り切れで、
残っていた句を買いました。
こちらが、新 2024年度版の我が家の春聯飾りです。
よかったら、旧2024年度版の句と見比べてみてください(*^^*)ノ
↓
今度の句は なんだかお金がたまりそうな気がします(笑)
今度は剥がれない様に しっかりと貼りました☆
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)