こんにちは。
14時現在の開封市、気温6℃ 湿度39%です。
一面が青空で良い天気です。
さてさて、
今日は鉄の花火(打鉄花)について書きたいと思います。
打鉄花を見に行く
去年の12月31日の朝、中国の動画サイトをを見ていると、
12月30日の夜に 開封市の近所のショッピングモール前で
『打铁花』というパフォーマンスがあったとの動画が上がっていました。
12月31日にも同じパフォーマンスが行われるようだと知って、
行ってみることにしました。
12月31日の昼間のショッピングモール前の様子。
打鉄花が何時から行われるかは はっきりわかりませんでした。
暗くなってからやるだろうということで、
17時45分に行ってみると もう始まっているっぽい!?
スマホを頭より高く上げて、
どんなことをしているのか撮影を試みます。
人がいっぱいいて、何をやっているのか直接は見えませんでしたが、
空から火の粉が何度も降り注ぐのが見えました。
すごい迫力でした☆
打鉄花の作り方
打鉄花は2人一組で行っているようでした。
①左の人が炎の中から光の粒を取り出し右の人に放り投げます。
②右の人が鉄の大きなスコップみたいなので光の粒を受け止めて
③空に向かって打ち上げます
④光の粒は細かく上空へ散らばり
⑤地上に降り注ぎます
①~⑤の繰り返しで打鉄花は作られていました。
打鉄花とは
後で中国のネット辞書で調べたところによると、
打鉄花とは中国の無形文化遺産の伝統的な花火のようです。
1000年以上の歴史があり、黄河の中流域と下流域で人気があるようで、
河南省が発祥とも 山西省が発祥とも言われているようです。
火薬は使わず、石炭を燃やし、鉄クズを溶かし、
1000度以上の熱で真っ赤に溶けた鉄の液体を
勢いよく空中に放つことで花火の様な状態を作っているようです。
開封市の打鉄花集団は 黄河流域の中でも素晴らしいパフォーマンスで
有名なようでした。
見学時は頭上注意
それにしても・・・・打鉄花はまるで
野球のノック練習をやっているみたいでした。
たまにですが暴投が客席まで何度か飛んできました(^▽^;)
客席にはたくさんの人がいましたが、
暴投ごとに わーーー きゃーーーとよけていました。
私も何度か後ろに下がってよけました。
これはパフォーマンスの最後の方で火車みたいなのが回り始めた時の写真ですが、
この後 飛んできた火の粉が左の人の肩に当たりました。
すぐに火の粉をはらって 問題は無かったようです。
開封市では最近は万歳山の夜のショーで
打鉄花のパフォーマンスが見られるようです。
万歳山についてはこちらをどうぞ
↓
昼間は馬のショーを行っている場所で行われているようで、
そこでは観客は打鉄花をもっと離れた位置から見るようです。
このショッピングモール前では
パフォーマーと観客の位置がちょっと近すぎるように感じました😅
見学の際は頭上注意です~
後で撮影した写真を見返すと、はぐれたはずの夫が目の前にいたことがわかりました。
私達は 電動バイクを降りて急いで見に来たため
ヘルメットをしたままで打鉄花を見ていたのですが、
見学のいでたちとしては ヘルメット見学は最強やったかもしれません(*^◇^*)
ちなみにですが、打鉄花を行っている方々は
上半身裸で火の粉を浴びまくっていました。
打鉄花のことを調べた際、
溶かした鉄をひしゃくですくってまく『打樹花』という花火が
河北省で行われていると知りました。
火傷防止のために羊の皮を着て行うそうです。
開封市のパフォーマーさん達は何故裸?
無敵なのか😲!?
ショーが終了しました
ショーが終了したようです。
人々が一気に動きだしました。
植え込みの中にも人がたくさん入っていたようです。
一応(?)消火器も準備されていたようでした。
近くまで行ってみます。
熱そうや。
年の終わりの良いものが見れました(≧▽≦)
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)