こんばんは。
16時現在の開封市、気温24℃ 湿度34%です。
靄った薄い青空が広がっています。
さてさて、
今日は 近所でペットとして飼われていると思われる鶏について
書きたいと思います。
近所で見かけた美しい鶏ちゃん達
今年の3月ごろ、マンションの敷地内を散歩中に、
植え込みの中で動くものを見かけました。
しばらく見ていると、動く物達は 植え込みから出てきました。
鶏です~(*^▽^*)
2羽いるようです♪
この2羽の鶏を見て、私はちょっとびっくりしてしまいました。
開封市内でよく見かけるニワトリ達
なぜ びっくりしたかと言いますと、
2羽の鶏がとても美しい羽をしていて
ふくよかで堂々と歩いていて、
あきらかに普段 開封市内でよく見かける鶏達と違っていたからです(*´▽`*)
開封市内では 鶏は 比較的よくみる鳥で、
散歩中に ニワトリに出会うのは そんなに珍しいことではありません。
走行中にすれ違った3輪バイクの荷台には
ニワトリさん
市場でも
鶏さん達を見かけます。
ちょっと郊外にツーリングに出かけると、
道を自由に歩き回る鶏達を見かけることも 多くありました。
自宅に 鶏小屋を持っている家も多そうでした。
電動バイクツーリング中、鶏とすれ違った時の様子はこちら
↓
こちらは鶏肉専門店です。
開封市に住む人達は、新鮮な肉が好きなので、
注文が入ってから しめられます💦
私はこんな感じの店で鶏を買ったことはまだ無いのですが、
羽をむしってくださいとか、ぶつ切りにしてくださいとか、
生きたまま連れ帰って 家で自分で さばきますとか
自由に注文しているのを 見たことがあります。
近所のスーパーには、生きた鶏は いませんが、
さばきたて をアピールする状態で売られています。
こんな感じで、開封市で見かけるニワトリは、
家畜として 飼われていると思われるものがほとんどでした。
こちらの鶏さん達は、食用に飼っているとは思えない雰囲気で
「もしかして、ペットとして鶏を飼っている人がいるのか!」と
ビックリしたのでした(*^◇^*)
ちなみにですが、開封市で行ったことのあるスーパーでは
日本のスーパーにあるような パックに入った鶏モモ肉を
まだ一度も見たことがありません。
鶏肉を使いたい時は 骨付きもも肉を買って、
骨を外して 日本で見慣れた モモ肉を取り出す作業を毎回しています。
唐揚げを作るのも 意外と 手間がかかります😅
(とはいえ、広東省淡水にいた時は、骨付きモモ肉も売ってなかったので、
鶏の半身を買ってきて、胸肉やモモ肉に解体する必要がありました。
その時よりかは 今の状況は楽です(*´▽`*))
9月6日に見に行くと・・・・・
3月以降も、この2羽のニワトリが 散歩する光景を、何度か見かけました。
近くに、2羽が住む鶏小屋があるのもわかり、
夕方に行くと、鶏小屋の中で 2羽の鶏が 餌を食べている様子も
見ることが出来ました。
日中は自由に周辺を散歩して、夜は鍵のついた小屋の中で寝ているようでした。
大事に飼われているようでした。
仲良しな鶏さん達 可愛い(≧▽≦)
さて、
7月下旬から私は 日本に一時帰国をしていて、
開封市の自宅マンションに戻って来たのが、9月4日でした。
9月6日に鶏さん達の様子を見に行くと・・・・・
あれ?
見慣れた艶々羽の鶏が1羽いなくなっていて、
黒い小さな鶏が増えていました😲
私が開封市を留守にしていた1ヶ月ちょっとの間に
何かがあったようです( ;∀;)
ペットの鶏の運命と家畜の鶏の宿命
昨日のことですが、
PCR検査会場に行く時間を間違えてしまったので、
昨日の様子はこちら
↓
時間つぶしがてら 夜明け前のニワトリ小屋の様子を
見に行ってみました。
おや?
黒い小さな鶏達は、鍵のかかった小屋の中にいましたが、
こちらの 美しいニワトリさんは 小屋の外にいました。
(写真は明度を上げて見えやすくしましたが、
夜明け前だったので 肉眼ではもうちょっと暗かったです。)
歩道を歩く鶏さんと並走。
あなたは 一晩 外で過ごしたのですか?
この日、たまたま飼い主さんが前日に小屋に戻しわすれたのかもしれませんが、
薄暗い中 一人歩きをする鶏の なんとも不用心な状況に
ドキドキしてしまいました😅
すぐ近くで猫も見かけたし、
そもそも、開封市内には、魚をさばくのと同じ感覚で、
イチからニワトリをさばくことの出来る人が
日本よりも圧倒的に多くいると思われます。
飼い主さんからすれば 大切にしているペットであっても、
中国開封市では鶏は大部分の人に家畜と認識されています。
野良鶏を見つけたら、ラッキーって思って 連れ帰って 自分でさばいて
食べちゃうかもしれません。
いなくなってしまった1羽も、
猫に食べられたのか、誰かに盗まれてしまったのかもしれません。
一歩外に出れば 周りは全部敵だらけやろうし、
開封市のペットの鶏の運命も過酷やなって思ったところで、
ふと、違う考えが浮かびました。
実は2羽の鶏は 最初から ペットじゃなく家畜やった可能性も有りやなと・・・・。
8月にマンション小区が閉鎖され 買い物に行けなくなった飼い主さんに
1羽は美味しく食べられたのかもしれません。
新しく籠に追加された黒い小さな鶏達は あきらかに食用にみえました。
私が2羽の鶏を ペットだと勘違いして ここ数ヶ月 眺めていただけだったかも。
最初から家畜だったのなら、食べられるのは鶏の宿命です。
美味しくいただかれたことを願うのみです(*^◇^*)
今はただ 美しい2羽の鶏の散歩風景が もう見られなくなったのを
ちょっと残念に思います。
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)