ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

中国開封市で冷麺を食べました。涼面の南味はどんな味?≪梁杠头腊汁肉夹馍≫

こんばんは。

 

17時現在の開封市、気温31℃ 湿度45%です。
一日晴れ予報だったので 午前中 外出したら、
突然 雨に降られてしまいました💦
今はまた晴れています。
天気が不安定な一日でした(*^^*)


さてさて、

今日は冷麺(涼面)の南味について 書いていきたいと思います。

 

梁杠头腊汁肉夹馍


先日、夫と お昼をどっかで食べようってことになり、

 

夫「このお店、美味しいものありそうじゃない?」

 

ぱきら「そうやなあ」

 

ぱきら「この涼面 南味ってのが気になるなあ。」

 

 

ってことで『梁杠头腊汁肉夹馍』さんに 入店しました。

 

メニュー表

 


私は、冷麺(涼面)南味を注文。

 

夫は おすすめの鶏肉米線(米で作られた麺に鶏肉のっけたもの)にしたようです。

 

店内は 地元のお客さんで

 

にぎわっていました。

 

美団さん(デリバリーの配達員さん)もやってきます。
どんどん 注文が入っているようです。

 

 

テーブル上にはカレー粉も置いてありました。
河南省の人は やっぱりカレー味が好きなんかも(*^^*)


蘭州ラーメンにもカレー粉の記事

tpakira.hatenablog.com

 

実食

涼面(南味)8元(約160円)

 

キュウリやピーナッツがのっていました。

 

米线  13元(約260円)

 

ツルツルの麺です。

 

いただきます~♪ 両方うまうま(≧▽≦)

 

ごちそうさまでした!

 

涼面(南味)とは?


さて、南味の涼麺とは どういったものだったのでしょうか。

 

近所のスーパーの総菜コーナーの冷麺(涼面)は、
ゴマダレ、醤油、お酢、ニンニク水+辛いヤツ が タレのベースのようでした。

味はゴマダレニンニク風。


スーパーの涼麺に関して 詳しくはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com


涼皮など、麺以外も この総菜コーナーで 注文したことがあるのですが、
涼面以外の麺類の場合は、ゴマダレを入れないで、
醤油、お酢、ニンニク水+辛いヤツ がタレのベースのようでした。

 

涼面を注文した時だけ お店の人が こちらの ゴマダレを入れていました。


今回食べたお店の冷麺の味も、
ゴマダレニンニク味だったと思います。

 

南味とは ゴマダレニンニク味のことで、
もしかしたら 河南省の味のことなんかな? 


涼面色々

南味=河南味=ゴマダレニンニク味?

を 検証すべく、ちょっとネットで調べてみることにしました。

中国のネット百科事典によると 中国には地域によって 
ものすごくたくさんの種類の涼麺が 存在することがわかりました(*^◇^*)

 

四川省には『红油凉面』、陕西省には『犬肉冷麺』←えっ、
山東省には『麻酱凉面』、広東省には『たまご涼面』

他にも 上海の『粗条冷面』、山西省の『柳叶凉面』、
天津の『打卤凉面』、北京の『素什锦凉面』、
兰州(蘭州)の『清汤牛肉凉面』、湖北省の『炸酱凉面』などなど。


翻訳機能を駆使して、味付けなど なんとなく理解したことをまとめると、


『广元凉面』の特徴は 麺を蒸していること。
味つけは 醤油、辣油、酢、塩、ニンニク水 など。

 

『四川涼麺』の味付けは ゴマソース、にんにくピューレ、醤油、唐辛子油、
砂糖、酢など。

 

『吉林延吉冷面』には茹でた牛肉をのせるらしい。
味付けは ネギ、ショウガ、八角、塩、コショウなど。

 

『新疆凉面』はセロリをのせることが多いみたい。
味付けは 酢、ニンニク、油、唐辛子、ゴマソースなど。

 

『台式凉面』は台湾の冷麺。味付けは ゴマソース、醤油、酢、漢方薬ソース、
砂糖水、ニンニクなど

 

『韩式凉面』は韓国の冷麺。味付けは 塩、酢、醤油など トウガラシソースなど。

 

日本の冷麺も紹介されていました。

日本の冷麺の汁のベースは 昆布と鰹節でとった出汁に 醤油と砂糖と
鶏ガラ粉とのこと(*^^*)


結局、涼面(南味)とは?


さて、肝心の 河南の冷麺についてですが・・・・

『中原凉面』というのが 河南冷麺として 出てきました。

でも、ニンニクと塩のみで味付けする様で、ゴマや醤油を入れないようでした(*^◇^*)


う~ん。


結局 今回 南味の謎は解けずでした(;^ω^)


もしかして、河南省の開封市の味=南味=ゴマだれニンニク味 なのか??


今後も引き続き 調べていきたいと思います😄

 


最後に、

 

今回 涼面について調べていて 中国の涼面の歴史が ちょっと面白かったのが、

ご紹介したいと思います。

 

涼面を最初に作ったのが 武則天さんという方らしいのですが、


『由于武则天与情人吃山西面时烫伤了舌头,于是两人便研究出凉面的新吃法』


翻訳機能で訳すと、

『武則天と恋人が山西麺を食べながら舌をやけどしたため、二人は冷麺の新しい食べ方を研究した。』


涼面って、夏 暑かったから 作られたんじゃないんやあ(*´▽`*)

舌を火傷したから 火傷しない 冷たい麺を作ろうとしたんやな(笑)

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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