ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

黄河の氾濫から開封市内を守る!黄河大堤など、中国開封市の治水対策☆2022.6.26タンデムツーリング後編

こんばんは。


21時現在の開封市、気温31℃ 湿度57%です。
明るい曇りの一日でした。


さてさて、

今日は 2022.6.26タンデムツーリング後編を書きたいと思います。


前編はこちら

tpakira.hatenablog.com


中編はこちら

tpakira.hatenablog.com

 

 

黄河大堤を右に曲がってみました


ひまわり畑を見学した後、もうちょっとウロウロしてみようってことで、

 

黄河大堤の道路をしばらく走行した後、右に曲がってみました。

 

 

レンガ造りの小屋

 

道は左に緩やかにカーブしているようです。

 

右の景色

 

左の景色

 

現在地はこの辺です。
周囲を畑に囲まれています(*^^*)

 

黄河との位置関係はこんな感じ。

 

畑には、

 

何が植えられているのかな?
豆っぽい葉の様な気がしましたが
よくわかりませんでした。

 

赤い屋根の休憩所(?)が ちょっと可愛いです(*^。^*)

 

真っすぐ続く道

 

地面はこんな感じで舗装されていました。

 

このあたり、ちょっと 北海道っぽい♪
北海道ツーリング気分です(≧▽≦)


しばらくまっすぐ走った後、
元来た道をUターンして戻ることにしました。

今まで見てきた風景は・・・・

 

元来た道を戻る途中、

 

やや登坂になっている場所がいくつかあるのに気がつきました。

 

そして、

 

石垣みたいなのが見えてきました。

 

石垣をグルっと

 

まわって上り坂を登り

 

黄河大堤の道路に戻って来ました。

 

 

上り坂の途中で 振り返ると、今来た道が低い位置にあることがわかり、
石垣の上に作られた 黄河大堤の道路は、
堤防の役割をしていることを 実感しました。

 

今見てきた畑の風景は、もしも黄河が大氾濫したら 
全部水没する可能性があるようです(*^◇^*)

 

開封市の治水対策

 

 

219省道(黄河大堤)の道路を走行していると、

 

こんな感じの石が積まれた堤を

 

ちょこちょこ見かけます。

 

 

黄色で囲った部分は土地が高い位置になっています。

 

堤は航空写真で見ると 

 

 

形が特徴的なのですぐにわかります。

 

黄河大堤の前、畑の真ん中にも 堤が築かれているのが航空写真からわかります。
これで、2重の防御態勢(*^^*)

 

 

そして、最近出来た312省道は、盛り土をして堤防の様にして、
黄河大堤の道路と同様 高い位置に作ってあったので、
3重の防御態勢になったはずです😄

 


312省道の近くにも堤があったようですが、312省道が機能しはじめたので、
今は解体中のようです。

 


312省道近くの 堤の登った時の様子はこちら

tpakira.hatenablog.com

 


開封市の歴史は 黄河の氾濫との戦いの歴史です。

 

黄河の本流から 20キロほど離れている繁塔は、
作られた974年(北宋時代)当時には9層あったそうですが、
今は上部の3層しか見ることが出来ません。


黄河の氾濫によって6層部分が地中に埋まってしまったようです。

 

繁塔に関してはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 


現在は 1重、2重、3重の堤に守られて、
黄河の水流が開封市の城壁内に到達することは、
まず 無いと思われます。

開封市の 治水対策は万全のはず\(^o^)/

 

ですが・・・・・

 

 

4月3日に黒崗口から見えていた黄河の景色。
川辺には 麦畑が広がっていました。

 

 

6月26日には完全に水没・・あああ麦畑が・・・💦

 

あまり 水が来ない場所なので 運が良かったら 麦が収穫出来るってのにかけて、
種をまいたのでしょうか(;^ω^)

 

 

黄河大堤と 312省道の間に村がいくつかあります。

 

黄河大堤を超えるような黄河の氾濫はめったにないと思いますが、
もしもの時は 村が浸水すると思われます。

 

大きな災害は起こらないでほしいです。

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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