ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

ストレスとは?(*´▽`*)中国の外国人専用病院以外に行く前に、知っといた方が無難な日本の病院で受診する時との違い

おはようございます。

 

9時半現在の開封市、気温20℃ 湿度44%です。
明るめの曇りで 風がとても強いです。

 

本日 8時半から19時までまた停電です(*´▽`*)

前回の停電の時は 停電と断水になるよ~という情報が前日にまわってきましたが、
実際にあったのは 断水だけで 停電にはなりませんでした(停電あるある詐欺)

今日は ちゃんと(?)8時35分に バチンと 家中の電気が消えました。

パソコンのバッテリーの残り時間を気にしながら、
薄暗い中で ブログを書いています。
(途中まで 昨日書いていたので、たぶん 電池切れまでには 
UP出来るはず・・・(笑))

 

さてさて、


今日は もし 中国の旅行中などに、中国の大都市以外の病院に行く事になった際、
こんなことがあるかも~と 一例として 知っていたら、 
急にその状況に置かれるよりも ショックが多少和らぐかも(?)な、
日本の病院で受診する時との違い を 書きたいと思います。
(今日も文章多めです(*^。^*))

 

 

ストレスとは?


昨日のブログで病院に行ったことを書いたと思いますが、

その時のエピソードを ちょっと ご紹介したいと思います。


検査が終わって 診察室で診断結果の話を先生がしてくれていた時、

先生が、
「閃輝暗点の原因は ストレスである可能性も高いです。
ストレスを感じていませんか?
ストレスに心当たりはありませんか??」


と言いました。
(先生は中国語ですが、付き添いの医療保険スタッフさんが通訳してくれました)

 

この質問に対して


ここからは、私の脳内での 一瞬の やり取りを文章化してみます。


================

私の診察中にもかかわらず、
車いすに乗ったおじーちゃん+付き添いの方2人が、
突然 診察室内に入ってきていて、
一緒になって私の診察を聞いているんやけど(^▽^;)

 

今のこの状況が 日本の病院じゃ 絶対にありえない環境で 
ストレスなんですが・・・(@_@)
病名などの個人情報も 周囲の人に ダダ洩れです~~💦

 

 

あっ、でも 以前の淡水生活の時にお世話になった広東省恵州市の病院では、


婦人科の検査中で、こっちは裸なのにもかかわらず 
他の患者さんが 次々 診察室内に出入りして来たりして、

 

もう、自分は『物』かなんかだと、瞑想しながら耐えたな( ;∀;)


待合室で、目の前のゴミ箱におしっこをしている子供さん(させている親御さん)の姿や、

お乳を全く隠さない状態で 授乳している方がいたり(周囲には男性ももちろんいる)、

病院内は薄暗く、とにかく混沌としてたなあ。


その時の、カルチャーショックでストレスマックスの時よりかは、


この鄭州市の病院では 関係ない人に裸を見られたわけじゃないし、
病院も綺麗やし明るいし、待合室でおしっこしている子供も、
ケープ無しで授乳している人もいないなあ。

 

診察室に 次の患者さんが入ってくるくらい、
ストレスのうちに入らんのとちゃうか?

 

それに、海外生活のストレスは もちろん色々あるけど、

開封市での生活は 2度目の中国生活で 慣れも 正直あるし、
結婚してすぐの淡水生活の時のストレスと比べたら、
まだまだ全然楽な方やあ。


****************************


ぱきら「えっと・・・・・ス、ストレスは無いはずです・・・。
    楽しく暮らしてます。しいて言うなら、
    コロナで自由に日本に戻れないのがストレスでしょうか(*´▽`*)」


先生 「(コロナの影響のストレスは)そりゃ仕方無いです~」

 

って感じで 診察終了。

 

中国の大都市以外の病院に行く前に、知っといた方が無難な日本の病院で受診する時との違い

 

今回の先生からの質問で、恵州淡水時代に行った病院のエピソードを
色々思い出しましたが、
以前のアメーバブログには書いていませんでした。

その当時はショックが大きくて、なるべく病院でのことは考えないようにしていたので 
書けませんでした。


エピソードとして事前に知っていたら、もしかしたら ワンクッションに なって
ショックもマシだったかも?


ということで、私が中国の病院で体験したエピソードから、
日本の病院で受診する時との違いをブログに書き残しとこうと思います。


中国旅行中に 急に 地元の病院に行くことになったら
もしかしたら こんなこともあるかもしれないと と 
軽く読んでいただけると幸いです(*^。^*)


なお、広東省恵州市の病院に関してのエピソードは 
2012年~2014年のものです。
2022年の開封市の街の雰囲気が、2013年に訪れた時と全く違っていたように、
恵州市の病院も2022年に受診したら、大きく変化しているかもしれません。


また、中国の病院も本当に様々あるので、
あくまで ぱきらが体験した病院の一例だと ご理解ください。

 

◎検査も注射も薬も 支払いが完了しないと 行われません。


受診受付→診察→検査料支払い→検査→診断→治療薬品支払い(注射など)
→処置→薬代支払い→薬受け取り

 

しんどい時は、付添人に支払いに行ってもらわないと、
1人では 本当に大変です。


詳しくはこちら。入院の様子などもこちら。

tpakira.hatenablog.com

救急車に乗る前に 救急車代を払ったり、診察前にデポジットが必要だったという話も
聞いたことがあります。

 

◎昼間は電気をつけないようでとても暗い。入院するための病室は 真っ暗。


電気をつけない 薄暗い病院のエピソードはこちら

ameblo.jp

 

◎検査の時に検査着などは無し


もちろん 更衣室もないから 人がいる前で脱ぎます。
お医者さんや看護師さんじゃない人(他の患者さん)が
いる時もあります( ;∀;)

という体験をしたことがあったので、
意を決して 鄭州の病院でも検査前に脱いで 上半身裸になったら
慌てて止められました。
鄭州の病院ではブラジャー外すだけで 良かったみたい(=゚ω゚)。


うっかり 脱いじゃった時のことはこちら

tpakira.hatenablog.com

 

◎検査の途中でも、診察途中でも おかまいなしに他の患者さんが入ってきます。

他の患者さんでいっぱいの ぎゅーぎゅーな診察室で
つらい診断結果を聞いたことがあります。 
周囲に関係ない人がいても 先生は 気にせず 話します。

 

鄭州人民医院では、最初の診察は 電光掲示板に出ている順番通りに行われますが、

それ以降の 検査結果の診断を聞く時などは、
患者さんの出入りを見計らい 患者さんが 部屋を出たイミングで 
検査結果を持って 診察室に入り、診断してもらいます。


基本的に、待ってるだけでは、恵州市の病院も 鄭州市の病院も 
永久に診断してもらえないので、
診察や検査途中に入ってくる人がいるのも 仕方がない気もします。

 

◎検査室の扉やカーテンを閉めないまま エコー検査

 

廊下を通っている人(他の患者さん達)からは 
検査の状況がとにかく丸見え😢

 

◎昼休憩が長い

朝一から行った病院の検査が長引き、お昼休憩に入ってしまいました。
11:00~15:00まで が 昼休憩とういことで、
病院の外の植え込みで 4時間待ったことがあります。
(昼休憩の時間は 病院によってまちまち)

 

◎洗面所で尿を入れ替え 洗面所に尿を流す

 

尿検査容器
出来ればこの作業は トイレ内の個室で行っていただきたいなあ。

 

そういえば、男性は尿検査の時 どうやってるのかな。
立ち便器しかない場所やったら、人前で入れ替えるしかないですよね。
日本でも 男性は 人前で入れ替えてるのかな。
今度 夫に聞いてみよう・・・・。

 

◎待合室で 子供にゴミ箱におしっこをさせる。


 待合室の椅子の上から 床におしっこをさせていたことも。

 

◎待合室で 上半身脱いで 授乳。

公共の場所でも、ケープなどで隠していれば 全く気にならない方なのですが、
一般の待合室で 目の前で急に半裸になった人に出会った時は、
目のやり場に困りました。

暑いから?ミルクがつかないようにかな? 

せめて、前だけをはだけるだけにするなどしてくれたら良いのにと
思っちゃいました・・・(;^ω^)

 

◎廊下にベットが並んでいて 廊下で治療を受けている人がいる

 

◎羞恥心を封印し、無になる必要がある時がある


診察のために 裸になること、
待合室で 授乳のために 胸をだすこと、

 

全部自然なことで、それのどこが問題なの?と
本人も周りも誰も気にしていないような 環境では、

瞑想でもして『無』状態で乗り切るしかありません。

 

羞恥心や恥じらいの感覚が 周囲の人達とは 違うんだろうなあと
感じることが多くあり、
誰も私が脱いでることを 気にしていないのはわかっていましたが、
心がしんどかったです。

 

出来るだけ 外国人専用病院へ行くのをおススメしたい


私は行ったことはありませんが、
中国の大都市には 外国人専用の病院があり、
日本と同じ感覚で診察を受けることが出来るようです。


北京や上海や大連や広州や深センでは、
日本人のお医者さんがいるという話も聞いたことがあります。


外国人専用の病院は 中国内に一般的にある病院よりも高額とのことですが、
検査室の扉やカーテンは 閉められていて
たぶん 診察中に 他の人が入ってくることも ないでしょう。


日本語が通じて良いということ以外にも、
診察、検査で ストレスを感じることも かなり少なくてすむと思います。


中国で病院のお世話になる際に ストレスを減らしたっかったら、
可能なかぎり、外国人専用病院へ行くのをおススメしたいと思います(*^。^*)

 

助かるか助からないかは どこにいても『あたわり』


と言っても、


切羽詰まった状況では、裸を人に見られるのはイヤ~なんて言ってられず、
助けてくれる病院があり、病院に行けただけで、
もうラッキー以外の何物でもないと思っています。


現在、私が病院に行きたい時は 最初に紹介していただいた 
河南省の省都である鄭州市の病院に行っているのですが、
開封市内にも 病院はいくつもあります。


中国で初めての病院に行く時は もしかしたら人前で脱ぐかも・・・と
毎度 覚悟しながら行くので なるべく 新しい病院には行きたくありませんが、


切羽詰まったら、開封市の病院に お世話になると思います(*´▽`*)

 


去年の2月に夫が先に開封市に駐在してから、
私の帯同ビザが6月に出るまでの約5ヶ月、

 

日本で一人暮らしをしていた私は 週一の買い物に出る以外は 
ほとんど家の中で過ごしていました。


ビザが発行できるようになった段階で、もしコロナに感染していたら 
シャレにならないと思ったので、
極力 コロナにかかるリスクを減らそうと
今にして思えば、ほぼ自宅隔離状態を数ヶ月やっていたようです(*^▽^*)。


夫と毎朝 メールしていましたが、ある日ふと思いました。

 

メールを打った直後に 脳梗塞とかになっても 
明日 メール返信が無くて 夫が不審に思うまでは、誰にも発見されないんちゃうか~

 

 

日本で どんなに良い病院の近くに住んでいても、
行けなかったら意味がありません(*^◇^*)

 

なにかあった時に 周りの人に気がついてもらえるか、
病院に連れていってもらえるか、
治療を受けられる病院か、

は もう あたわりの世界やあ~

 

『あたわり』とは富山弁で 『運命』のことです。


富山のおかあさんの「あたわり~ あたわり~」の言葉に 
何度も励まされたことがあり、好きな言葉になりました(*^^*)

 

中国にいても、日本にいても、
なにかあった時 助かるか助からないかは 最終的には あたわりだあ~\(^o^)/

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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