ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

大雨・冠水から一週間たった開封市の近所の様子・災害に備えて準備しとこう

こんにちわ。

 

16時の開封市、外気温31℃、湿度74%。
厚い雲が空全体にかかっています。
室温は28℃ 湿度は60%です。


さてさて、


今日で、河南暴雨災害から一週間がたちました。


7月20日、21日の開封市では道路などが冠水して、
数々の車が水につかり、動かなくなっていくのを実際に目にしました。

 

昨日の開封市の大雨・冠水は日常じゃなかったみたいです - ぱきらの中国(河南省開封)生活


夫の勤務先の会社も一時冠水、停電にみまわれ、
社用車が水に浸かって 使えなくなったようです。


21日・22日は 動かなくなった車をレッカー移動する様子などを
あちこちで見かけましたが、
その後は 一見すると 大雨が降る以前の開封市と 
かわらない町の風景に見えました。

 


昨日、このような車とすれ違いました。

 

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レスキューの車です。


このエリアは、中国の住宅にはとても珍しく、
ビルトインガレージ付きのテラスハウスっぽい建物が並んでいるところです。
超高級住宅街だと思われます。

 

 

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ここのガレージは路面より低くなっていました。
なので おそらく、水がガレージ内に流れ込んだのだと思います。

 

レスキューの方は、ガレージ内の片づけを
手伝っているようでした。


お昼休憩中なのか、人があまりいなかったので、
ちょっと撮影させてもらいました。

 

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車が水に浸かったのだと思います。
車のマットがいっぱい干されていました。

 

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本がいっぱい干されています

 

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ガレージを書庫がわりに使っていたのかもしれません。

 

高級住宅街なので、おそらく お金に困ってない人達が多く住んでいるはずなので、
買い直すのは、簡単なのかもしれませんが、
思い出の品、大事な本など お金で買えないものもいっぱいあるはず。

 

 

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こちらの家は

 

 

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このラインまで水に浸かったようです。
土のラインがこの辺りまでありました。

 

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土嚢で防ごうとされたのだと思います。

 

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近くの公園は 絨毯やその他、色々な物の干し場になっていました。


6日たっても、まだまだ色々な物が濡れたままの状態であることがわかりました。

 

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道路の両サイドには、点々と ゴミの山がありました。
(私は大雨後この道を通っていなかったので知らなかったのですが 

夫によると、ここの道路のゴミは、大雨直後は山盛りだったようで、

これでも少なくなってきたと言ってました。)

 

ちなみに、先ほどの住宅街では、
右側に並ぶ住宅は全く水が来た形跡が無いのに、
左側に建ち並んでる住宅は水に浸かった状態でした。
ちょっとした地形の勾配が、明暗を分けたのだと思います。

 

 

今、窓から外を眺めてみると 大雨の被害なんて全くなかったかのような

開封市の風景です。

鄭州など、他に大きな被害が起きているところと比べると、
小さな被害かもしれませんが、

でも、一定数の方は、現在でも20日の大雨の被害により、
今まで通りの生活とは違う状況をしいられているのは確かです。

 

7月26日の開封市の一角の状況でした。

 

 

 

私は阪神淡路大震災の時のことをちょこっと思い出しました。

神戸の方の被害が本当にとんでもなく大きかったので、
大阪の北部の報道はほとんどされませんでした。
テレビで見えてる報道だけが、被害の全部じゃないのだなあと、
この時 思ったのでした。

 

大阪の北部は 古い家屋だけが ぽつぽつ半壊してる感じやったので、
一見すると 被害がないように見えたのだと思います。
でも、体育館は避難所になり、その後 仮設住宅も数年 建っていました。
私は直接被災したわけではなかったのですが、
体育館で避難生活をしてた方から、
救援物資のトラック(おそらく神戸行き)が目の前を通り過ぎていくばかりで、
こっちには ご飯などの物資がなかなか届かなかったという話を

聞いたことがありました。

 


災害は、いつ 誰のところにやってくるか、
本当にわかりません。

 


災害が起こったときは、一番は 命を守ることですが、
命が助かった後は、寝るところ、着るもの、食べるもの、トイレなど
人間が生きていく中で 必要なものが色々あると思います。

 

災害が起こったとき、実際にすぐ 助け合えるのは、
自分の目で確認出来てる周囲の人達だけだと 思っています。


日本の親達の 住んでいる地域が、友人達が住んでいる地域が 
もーし 被災したという ニュースを聞いても
遠くから 心配することしか出来ません。
なんとか生き延びて~~!と思うしか出来ません。
(駆けつけたり、物資を送ったりするのは どうしても時間がかかります)

 

逆に、今回の河南の水害は、日本のニュースでも 映像が流れたそうなので、
私の状況が どうなっているかわからないで 大変な被害状況の映像だけ見た方には、
本当に 心配させたと思います。

 

最近、10年に一度、100年に一度、1000年に一度と言われるような自然災害が
頻発している気がします。

 

水が来ると思わなかった~地震が来るとは思わなかった~
電気が停まるとは思わなかった~
ガスが停まるとは思わなかった~
水が出なくなるとは思わなかった~

と思わずに、


それぞれが、災害に備えて準備しとってほしいです(*^^*)
被災したらまずは 精一杯生き延びる努力をしてほしいです。
もちろん、私もするつもりです(*´▽`*)ノ

(救援物資はもらえたらラッキーくらいに思っていた方が、

いざ被災したときに慌てずにすむかもしれません)

 


そして、災害当日だけでなく、数日、数カ月、数年と
被害が続く可能性があることも、 頭の隅に入れて、
なるべく、被害にあわないように、あっても被害の度合いが軽くすむように
それぞれが 考えて生活していければなと思います。

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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