こんにちは。
16時現在の開封市 気温32℃ 湿度61%です。
青空が広がって良い天気です。
さてさて、
今日は商代遺址と商都遺址博物院について書きたいと思います。
鄭州商代遺址
先日、開封市のお隣の鄭州市に行ってきました。
地下鉄3号線『鄭州文廟』駅で下車しB出口を出ると
目の前に土の壁が見えました。
鄭州商代遺址だそうです。
商の時代にはこの場所にこんな風な城壁が
あったようです。
現在の街の風景にも溶け込んでいる鄭州商代遺址
道路を隔てた反対側にもありました🍀
鄭州商都遺址博物院
鄭州商代遺址から1分ほど歩くと
見えてきたのが
鄭州商都遺址博物院(博物館)でした。
入館は無料ですが、ネットから登録して入場券替わりのQRコードを
取得する必要があるようです。
中国の方が持っている身分証でしか登録出来ないかなあと思いましたが、
(外国人あるあるで パスポート番号では登録できず、
インフォメーションなどで別対応してもらう必要があることが多い)
身分証入力画面でパスポート入力ができ、
無事にQRコードをとることが出来ました\(≧▽≦)/
ちなみに、こちらは本日の予約画面です。
チケット申し込み画面には、チケットの残数が書かれています。
残数が0の場合は、博物館前まで行っても 中に入れないと思うので、
中国の祝日など 混雑が予想される日は 気をつけた方が良いかもしれません。
入館
QRコードを改札でピッとすると入れました。
エントランス
館内地図
1階と2階があるようです
中国の歴史における2番目の王朝『商(殷)』
さてさて、鄭州商都とはなんぞや?
商とは今から約3600年前の中国にあった王朝です。
『商』の前に『夏』の時代があったので、
商は中国の歴史における2番目の王朝になるようでした。
商の時代のことを以前は殷と呼んでいましたが、
色々な資料の発見で今は『商』で統一して呼ばれるように
なったようです。
世界遺産の安陽殷墟は商時代の後半の遺跡だそうです。
安陽殷墟についてはこちらをどうぞ
↓
ネット記事からの抜粋ですが、
『1950年代、鄭州市の二里岡一帯で商代の遺跡が発見され、
発掘と研究を経て、専門家は鄭州市の商代城跡を商代の早期の都である亳都と
推定しました。』
1950年代という わりと最近まで
鄭州市の中心部に こんな商代の都が眠っていたことを
誰も知らなかったやなんて、ロマンがありますね😄
鄭州市の大河村遺跡博物館では
5000年前の大型の古代集落の遺跡を見ることが出来るし、
この辺、掘ったら 掘っただけ 中国史の新しい発見が色々ありそうで
ワクワクします🍀
大河村遺跡博物館についてはこちらもどうぞ
↓
こちらは、城壁作りの模型です。
土を運んでは固め
運んでは固めて
気が遠くなる作業が繰り返されて
街を囲む壁が造られていったようです。
展示品の数々
発掘された展示品が
並んでいました。
壺の持ち手部分は なんの動物かな?
動物をこんな風にして飼っていたのかな。
これは漢の時代のモノでした。
羊さん。
こちらは、
コピーだそうです。
本物は河南博物館にあるようです。
甲骨文字
文字の由来
魚の網も発掘されたようです。
いつの時代も
食べることと
飲むことは
大事やな(*´▽`*)♪
築2年の博物館
こちらの場所では
時間によって足元に光の都市があらわれ、
解説が始まりました。
歌声が聞こえるなあと思ったら
合唱サークル(?)が練習をしていました。
博物館内が 市民の憩いの場になっているようです。
迫力ある歌声が館内に響いていて ちょっと感動🌟
鄭州商都遺址博物院は2022年にオープンしたそうです。
築2年の
めっちゃくちゃ新しい博物館やったのですね。
新しい博物館で 約3600年前の中国 商時代(殷)に浸りました(*´▽`*)
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)