ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

小さな甲骨文字と大きな后母戊鼎、安陽殷墟博物館で見た古代中国文字と青銅器☆安阳日帰り旅行記中編

こんばんは。

 

17時現在の開封市、気温30℃ 湿度52%です。

良い天気の1日でした。

 

さてさて、


今日は安陽日帰り旅の中編を書いていきたいと思います。

 

前編はこちら

tpakira.hatenablog.com

 

 


甲骨文字は意外に小さかった(*^◇^*)


私が安陽殷墟に来たかった一番の理由は、

 

甲骨文字を実際に見たかったからでした。


甲骨文字(こうこつもじ)とは、中国・殷(商)時代の遺跡から出土する古代文字で、
 古代中国で行われた占卜を、当時の文字でカメの甲羅やウシの肩甲骨の上に刻みつけて記録したものである。
 漢字の原初形態であり、現在確認できる漢字の最古の祖形を伝えている。 
亀甲獣骨文字、甲骨文ともいう。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋

 

 

教科書の写真に掲載されていた甲骨文字が目の前に~♪

 

 

って、文字なんて どこに書いてあるの?
ぱっと見 よくわかりません。

 

 

じ――っとみます。

 

 

じーっと見てると

 

だんだん

 

 

文字が見えてきました。

 

こちらの牛の骨。

 

 

小さな骨の上に、
細かい文字がびっしりと掘られていました。

 

この文字は イチゴ🍓を表しているのでしょうか。←たぶん違う(笑)

 

 

 

文字なので、小さく書かれていても なんの不思議はないはずなのに、
何故か石碑にように、大きく彫られているものだと 勘違いしていたので、
思ったよりも 一つ一つの文字が小さくてビックリしました。


1899年 清朝末期に、王さんという人が体調を崩して、
薬屋さんから『龍骨』(今もある漢方で哺乳類の骨の化石など)を買った時に、
骨に 文字らしきものが書かれていることに気がついて、
そのことが 安陽殷墟・甲骨文字の発見につながったそうです。
(戦争など色々あったので 本格的な発掘調査は 1950年からだったようです。)

 

象形文字と甲骨文字は 形が似ているものもあるので混同しがちになるようですが、

「象形文字」は 物の形をかたどって描かれた文字のことで、漢字の作り方の一つで、
「甲骨文字」は 殷時代の亀の甲羅や牛の肩甲骨に書かれていた文字で 安陽で発掘された文字のことを言うようです。

なので、甲骨文字の中に象形文字が含まれていたりするようです。

 

自分の名前を甲骨文字で探す

甲骨文字は、まだ解明されていないものも多くあるようですが、

 

 

解明されている漢字のパネルの

 

展示もありました。

 

 

漢字に興味のある方多いのか、

 

 

石碑前にも人だかり。

 

 

一番人気があったのがこちら、
自分の『姓』の甲骨文字パネル前でした。

 

自分の文字を指差しながら 仲間同士 楽し気にしゃべっている人達が多かったです🍀

 

世界最大の青銅器『后母戊鼎』は複製品でした


安陽殷墟に来るまでは 知らなかったのですが、
后母戊鼎(近年までは司母戊鼎と呼ばれていた)という青銅器が有名なようでした。
現存する青銅器としては世界最大で、重量は 832.84 kgのようです。

 

 

 

入場チケットの裏に載るくらい 有名なようです。

 

おお~これが 后母戊鼎かあ。

 

 

写真を撮っている人も多くいました。

 

 

確かに、めっちゃくちゃ重そうです(*^▽^*)
持ち運び、大変そう。

 

 

おや?
・・・・・・・・・・・・複製品って書いてます😲

 

 

後で調べたところによると、
本物は北京の国立博物館にいるようです(*´▽`*)

 

 

后母戊鼎は複製品でしたが、博物館内には かなりの数の本物の亀の甲羅や
青銅器 土器 装飾品などが展示されていて、
一個一個見ていたら 時間がいくらあっても足りない感じでした(*^^*)

 


お土産選びも楽しいかも

 

 

 

博物館や周辺の露店では、

 

様々なお土産が

 

売られていました。

 

結構可愛い~♪

 

 

ただし、値段はあまりかわいくありませんでした(*^▽^*)
本物の青銅器で作られているのかもしれません。
とても どっしりしていました。

 

比較的、可愛い値段の土産もありました。

 

自分の姓の甲骨文字キーホルダー、
買っちゃった🌻(9.5元 約200円)

 

夫、う〇こを踏む


安陽殷墟は、敷地内に博物館や遺跡が散らばっていて、
歩いて散策する形になるのですが、
夫が 災難にみまわれました💦

 

移動途中に夫が立ち止まりました。

 

ぱきら「どうした?」
夫「う〇こ 踏んでたかも😨」


周辺に う〇こ は見当たらないのですが、
夫の靴の底とつま先辺りに 黄土色の物が・・・・・・。
どうやら、踏んだことに気がつかず しばらく歩いてきたようです。

 

ひえーーー

 

( ;∀;)

 

砂でギシギシ。


遺跡はたぶんペット厳禁やったと思います。
人間のかな(^▽^;)

 

もし 安陽殷墟に行かれる際は、
散策中 足元もご注意ください(笑)

 

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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