ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

中国河南省開封市の観光地『万歳山』で見た 粉を挽くロバ(驴拉磨・驢拉磨)

こんにちは。

 

16時現在の開封市 気温33℃ 湿度73%です。
良い天気です。


さてさて、


今日は粉をひくロバ(驴拉磨・驢拉磨)について
書きたいと思います。

 

 


万歳山にいた驢馬


先日、約3年ぶりくらいに万歳山に行くと、
色々リニューアルされていて、中の様子がだいぶ変わっていました。

 

 

 

ロバさんです♪可愛いなあ。
前は こんなところにロバはいなかったはずです(*^^*)

 


以前の万歳山についてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

 

驴拉磨って何?

 

 

このロバさんは

 

グルグルと

 

石臼の周りをまわっているようでした。

 

 

こんな立て札が近くにありました。

 

驴拉磨って何?

 


粉をひくロバ(驴拉磨・驢拉磨)

 

驴拉磨(驢拉磨)は 粉をひくロバのことのようです。


ネット情報によると 今から30年~40年前までの中国では
食用米や小麦を粉に挽くために ロバがよく利用されていたそうです。

 

今は3輪電動バイクに置き換わったので 
開封市内の道路をロバが歩いているのを見ることはありませんが、

2013年に初めて開封市に来た時は、
ロバが荷運びしている風景を まだあちこちで見かけました。

 

2013年の開封市の様子が気になった方はこちらもどうぞ

開封生活|ぱきらの中国(恵州)生活 ブログ

 

ロバは、雑食で何でもよく食べ、穏やかで 力持ちで働き者。
とても身近な家畜として 開封市にいました。

 

あの時 荷運びしていたロバたちは 
家に帰ったら、粉を挽いていたのかもしれません🍀


ちなみに、ロバ肉料理の店は、
開封市内に今もまだたくさんあります(*^。^*)

ロバ肉スープについてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com


驴拉磨を見た人々から生まれた四文字熟語や歌


粉を挽くロバは 目隠しをされていたようです。


石臼の周りをグルグルすることで 目が回らないようにするためや
つまみ食いをしないようにするため など
理由は いくつかあるようでした。

 

目隠しをした状態で、
グルグル石臼の周りを ひたすらまわり続けるロバの姿を見て、
人々は色々考えたのでしょう・・・・。


ネット上で驴拉磨について調べていると
『卸磨杀驴』(卸磨殺驢)という言葉があることがわかりました。


直訳すると 粉を挽いていたロバを殺す ですが、
自分のために働いてくれた人を蹴り飛ばすや
役目を果たした人を見捨てる  みたいな意味に
使われるそうです。


例えとして、

リーダーとして卸磨杀驴はやっちゃダメ。
そうでなければ、人々の信頼を失うでしょう。

みたいな感じ。

(翻訳アプリを駆使してなので、間違っていたらごめんなさい😅)


こんな歌(詩)も見つけました。
歌詞を翻訳して一部抜粋して紹介したいと思います。


【一日一日、一年一ヶ月
同じ場所で旋回する
世界中を旅したような気がしました
でも、目隠しをされていたとは知らなかった
一歩一歩、ぐるぐる回る
夢や時間のことは、とっくに忘れてしまっていた
体の痛みと心の痛み
静かに飲み込むだけ
水車小屋を引っ張る可哀想なロバ
あなたがどれほど悲しいかは誰にもわかりません
朝から晩までたゆまぬ努力
まつ毛を数回手に入れるためだけに
水車小屋を引っ張る可哀想なロバ
あなたがどれほど惨めかは誰にもわかりません
いつか重荷から解放される
それが人生の終わりでした】

 

なんとも悲しい歌です💦


元の歌詞はこちらから

拉磨的驴_百度百科

 

万歳山の驴拉磨


さて、万歳山のロバさんですが・・・・・

 

 

あれ?

 

 

あれれれ??
めっちゃ、食べてるぞ😲

 

 

そういえば 目隠しも していません。

 

万歳山のロバは、グルグルひたすら回り続けるのではなく
ちょっとグルグルしては 挽けた粉を食べ、
また グルグルしては 粉を食べて、


自由気ままな様子でした(*^。^*)

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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