こんにちは。
15時現在の開封市、気温33℃ 湿度41%です。
青空が広がって とても良い天気です。
さてさて、
端午節の休暇を利用して中国甘粛省蘭州市へ行ってきました。
しばらくは 旅行記を書いていきたいと思います。
寝台列車で開封市から蘭州市へ
河南省開封市から 目的地の甘粛省蘭州市は 約1200キロ離れています。
日本列島で考えると、大阪駅から青森駅くらい(よりちょっと長め)でしょうか(*^。^*)
新幹線で開封→蘭州に行くと約6時間ほどで行けるのですが、
便数が少なく、一番早い出発時間の新幹線に乗っても、
蘭州到着が夕方ごろになるようでした。
鄭州空港から飛行機で行く案も考えましたが、
夫が6月21日に半休をとって、6月21日の午後から開封市出発でもOKだよとの
ことだったので、寝台列車を利用して蘭州に行くことにしました。
起きたら目的地に到着している寝台列車は、
現地での滞在時間を長めに取れるのでありがたい存在です🍀
料金も272.5元(約5400円)鄭州→蘭州で、
新幹線の約2分の1 飛行機の約3分の1の値段でした。
6月21日 13時44分 開封市宋城路駅の様子
宋城路駅から新幹線で鄭州東駅へ、鄭州東駅から地下鉄で鄭州駅へ。
15時48分 鄭州駅前に到着
夕食の買い出し
待合室の様子
16時43分 ホームに降ります。
すでに列車は到着していました。
今回乗り込むのは K227
広東省の広州から甘粛省の蘭州まで なんと約2日間走り続ける列車です。
すでに一晩走り続けて 今、鄭州駅に停車しています(*´▽`*)
列車の顔を見たくて 先頭車両まで走って行ったのですが、
係の人達が たくさん作業中やったので これ以上行くことを断念しました。
この写真は、後に車窓から見えた 列車の先頭部分を撮影したものです。
こんな形の先頭車が、10両以上もある長い客車を引っ張っているようでした。
16時47分
指定の号車に乗り込みます。
係の人の身分証チェックがありました。
さて 私の今夜の宿は
どこかなあ。
宿に到着しました(*^^*)
過ごしやすい空間づくり
今回 寝台列車を利用するにあたって夫からの要望は
『下段ベットであること』『始発の列車であること』でした。
ちなみに、我が家の旅行の段取りは ほぼ100%私が行っていて、
夫は 行き先は知っているけれど どんな行程で行くか どこに泊まるかなど
何も知らない ほぼミステリーツアー状態で旅行当日をむかえます(*^◇^*)
チケットの発売当日の発売開始時間を待ち構えていて、アプリで購入を試みましたが、
購入者が殺到していたようで、チケットの奪い合いのようになり
第一希望の鄭州駅始発の寝台ではベットの下段が取れませんでした。
下段ベットを優先して 第二希望の始発ではない寝台列車のチケットを取りました。
中段ベットや、上段ベットは 天井に頭がつっかえてしまうので
長距離の乗車がしんどいため、下段ベットが確保できたのは良かったのですが、
頭のつっかえる中段ベットの様子はこちらもどうぞ
↓
鄭州駅始発発車の寝台列車ではないということは、
広州から鄭州に来る間に、すでに誰かが利用したベットを使うことになります。
夫は このことが気になっていたようです。
私が寝る予定のベットには、こんなシミがついていました。
前の人が ラーメンの汁をこぼしたんかなあ😅
でも大丈夫です。
中国のネット通販を調べていたら、ある商品を見つけて購入していました。
寝台列車寝具カバーセット♪約140円。
こんな商品が売られているということは
他の人が使った寝具を使うことが気になる人が 中国の人の中にもいるということですね。
夫に渡すと・・・・・
早速 ベットメイキングを開始。
これ、なかなか良かったです。
不織布ですが手触りが良く、
使用済みのベットをカバーすることで 気分的にだいぶ違いました。
あと、私が持ち込んだのは薄い布です。
安全ピンと紙ばさみで留めて、
通路からの視線をちょっと遮ってみました。
S字フックも活躍
かなり落ち着く空間になりました。
キャンプに来たみたい(笑)
過ごしやすい空間づくりをしている間に、
列車は鄭州駅を出発していました。
寝台列車内の様子 夕方から夜
途中の停車駅 降りる人を眺める
この人は車内でキュウリを売り歩いていました。
3本で約60円のキュウリが売れました。
電子マネーでお支払い。
車内販売や食堂車があるようでしたが、
我が家は駅やスーパーで買って来た持ち込み食材で夕食です。
冷やしたビールは凍らせたペットボトルと一緒に家から持参しました。
乾杯♪
18時52分 夕日を眺めながら夕食
日が暮れました。
上段ベットは大変やあ
ほろ酔いでゴロゴロしている夫の上から下りてくる人影あり。
上段ベットの住民の方です。
上段はとにかく昇り降りが大変そうでした。
よっこいせーの
どっこいしょ。
上段は寝るだけのスペースしか無く 座ることも出来ないので、
這うようにベットに入っていくしか出来ません。
あと、上段の人は エアコンの吹き出し口にとても近い場所で寝ることになります。
暑がりの人には良いかもしれませんが、布団をかぶらないと体の芯まで冷えそうです。
アクロバティックな状態で荷物整理をしている上段の人もいました。
電車の揺れも結構あるので、落ちてこないかドキドキしてしまいます(=゚ω゚)
と こんな感じで 上段ベットのデメリットを並べてみましたが、
通路を歩く人達よりもベットが上にあるので、下界の喧騒とは隔たれた空間で、
寝るだけと考えると、プライベート感は一番あるかもしれません(*^^*)
寝台列車編は1本でブログを書きたかったのですが、
2000字を越えてしまいました(;^ω^)
前後編に分けたいと思います。
続く。
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)