ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

中国河南省開封市、マンション小区封鎖に巻き込まれ2週間テント暮らしだった布団屋さんの話

こんにちは。

 

13時現在の開封市、気温17℃ 湿度47%です。
晴れていますが、空は靄って薄い水色です。


さてさて、

今日はマンション小区封鎖に巻き込まれた布団屋さんの話をしたいと思います。

 

 

マンション小区封鎖解除の瞬間を眺める人


マンション小区封鎖が 急に解除になったのは、
11月5日のことでした。

 

封鎖解除の日の様子についてはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

 

封鎖解除だ\(^o^)/外に出れるぞ~♪

 

 

 

正門前に、続々集まってくる住民達。

 

 

その様子を 眺める人がいました。

 

布団屋さんです。

 

封鎖中のマンション敷地内にて


私の住むマンション小区内の正面入り口近くでは、
ちょくちょこ テントのお店が開かれることがあります。


ハチミツ屋さんだったり、家電屋さんだったり、お菓子屋さんだったりが、
おそらく、マンション管理組合に場所代を払って、
1日~3日間ほど マンション内の住民相手に 商売をするようです。
(長くても、3日間ほどで いなくなります。)

 


開封市の小区封鎖、道路封鎖は 10月24日の朝に突然始まりました。

 

突然始まったマンション小区封鎖の様子はこちら

tpakira.hatenablog.com

 

 

マンション小区封鎖とは

tpakira.hatenablog.com

 

 

10月24日 7時15分。
夫が会社に出勤しようと、マンション小区脱出を試みるも、
小区封鎖のためにやって来た赤腕章のボランティアさんに阻まれて、
外に出られませんでした。
3日間は、住民全員 絶対外に出てはダメ とのことでした。

 

この時 写真には写っていませんが 矢印の方向にテントがあり、
人が立っていました。
布団屋さんでした。

 

10月22か23日からか、
布団屋さんがお店を開いているのには気がつていました。

出来上がった製品を販売するのではなく
その場で綿を入れて 布団を作って販売していたようで、
大きな機械と 作業台みたいなのが テントの中にありました。

 

 

正門以外の門も

 

次々に 閉まりました。
宅急便配達の人達が、門の間から なんとか荷物を配達しようとしていました。

 

 

10月24日の集会所のPCR検査の様子

 

夫は、昼過ぎに 会社からの許可証みたいなのを使って、
例外的に マンション小区を出ることが許されました。
(ただし、出たら 解除されるまで自宅には戻れなくて、
社員寮生活となります。)

 

 

 

 

 

10月25日のPCR検査の様子

 

 

10月26日のPCR検査の様子。雨でもやりますよ~。

 

 

10月27日 朝のPCR検査を終えたあと、

 

マンション小区内を

 

 

散歩している時に

 

 

!?
布団屋さんのテントを見つけました。

 

 

10月24日の朝、マンション小区内で開店準備していた布団屋さん。
布団のお店を開いている時は 赤い屋根だけの状態で 通気性抜群でした。
住民との接触も そんなに なかったはずだし、
コロナの感染リスクで考えたら ものすごく低いと思います。

 

10月24日の小区封鎖になった日に、例外的に外に出してもらって、
家に戻ったと思っていたのですが、
なんと、小区外に出してもらえず マンション敷地内に
閉じ込められたままだったようです💦

 

(開封市の道路が あちこち封鎖されて、
許可書がないと 身動きが取れなくなっていたので、
マンション小区外に出ても 自宅まで行けず、
テント内にとどまるしか どうしようもなかったのかもしれません😢)

 

 

 

10月28日

 

 

 

10月29日
PCR検査員やボランティアさんの人数が増えてきたので、
布団屋さんテントの奥でも(集会所以外の場所でも)
PCR検査が行われるようになりました。

 

 

 

10月30日
住民達は 部屋から出てはダメになりました。
PCR検査は 各部屋まで検査員の人が来てくれる方式に。

 


こうして、数日が過ぎ、
マンション小区内を散歩することも出来なくなった状態から、

11月5日に 突然 マンション小区の封鎖が解除されることになりました。

 

 

布団屋さんの2週間の暮らしを想像する


11月5日、私は封鎖解除の様子を見に正門前に行きました。

 

 

この時、布団屋さんのテントの 片方の布が取り外されていて、
テントの中の様子を見てしまったのですが、


板の上に毛布を敷いて、寝床にしていたようでした。
洗濯物もテントの中に干していたようです。
本当に、約2週間 この場所で生活をされていたようでした。

 


マンション小区管理組合や お掃除担当の人達も 
小区内でずっと泊まり込みだったようなので、
(掃除室や休憩所に 毛布を持ち込んで 泊まり込み)
食事は、お掃除担当の方々などに 配られるものと 同じものを
手に入れていたのかもしれません。
トイレは マンション内の集会所あるものを使ったのかもしれません。

最近は、朝の温度は10℃を下回った時もあったので、
テント生活は 本当に 寒かったと思います( ;∀;)

 

突然のマンション小区封鎖に巻き込まれた布団屋さんの2週間の暮らしを想像すると、
なんとも言えない気持ちになってきました。
封鎖解除になって、本当に良かったと思いました。

 

 

 

11月6日

 

 

テントが無くなっていました。
布団屋さん、家に戻られたようです\(^o^)/

 


11月7日、8日の開封市の様子

 

11月7日、スーパーに 備蓄品補充の買い出しに行ったのですが、
日持ちするタケノコの水煮や 冷凍のピザ用チーズ、コンニャクなどが 
売り場から消えていました。
在庫品を売り切ってしまったようで、
次に入荷するまでは しばらくは手に入らないと思います。


消えてしまった商品にかわって 
別の商品が ぎっちり商品棚に詰め込まれていたので、
一見すると スーパーに物があるように見えるのですが、
買いたかったものが 買えなくて残念でした😅

 

 

 

 

11月8日  今日から路線バスの営業が再開されました。

 

 

交通量も かなり ロックダウン前の状態に戻って来ました。

 

 

 

マンション小区の正門は開きましたが、他の門はすべてまだ封鎖中。

 

 

それにしても、すごい封鎖の方法です(^▽^;)

 


本日 午前中に発表された、昨日の開封市民全員PCR検査の結果は

 


陽性者0人です。

 

 

お隣の鄭州市は・・・・・

 

かなりの数の陽性者が出たようです。
まだまだ 今回のコロナの波は おさまりそうになさそうです。

 

 

いつまた開封市の方にも コロナの波がやってくるか
わからない状態が続いています。
また 突然の封鎖があるかもしれないので、
気を抜かないように過ごしたいと思います。

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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