ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

セミの幼虫(金蝉)は高級食材のようです☆中国河南省開封市に住む蝉の天敵は人間かもしれない(*^◇^*)

こんばんは。

 

20時現在の開封市、気温33℃ 湿度65%です。
良い天気の一日でした。

 

さてさて、


今日は蝉の幼虫について書きたいと思います。

 

☆注意☆


セミの写真、幼虫の写真を載せています。
虫の苦手な人は 見ない方が良いです!!

 

 


スーパーで見かける高級食材

 

 

こちら、スーパーの冷凍食品コーナーの一角なのですが

 

 

冷凍のセミの幼虫(金蝉)が売られています。

 

 

約600g入って約140元(2800円)くらいでした。


開封市の蘭州ラーメンが1杯約9元(180円)で食べられるし、
路線バスは開封市内ならどこまで乗っても1元(約20円)ということを考えると、

セミの幼虫が高級食材なのがわかります。


以前 住んだことのある広東省恵州恵陽淡水では、
スーパーの冷凍食品売り場でセミの幼虫を見かけることはなかったのですが、
開封市では 定番商品として年中 見かけます。

 

中国国内でも蝉を食べる文化がある地域と
蝉をあまり食べない地域があるのかもしれません。

 

 

冷凍で年中見かけるセミの幼虫ですが、

 

 

スーパーのポップによると
せみの幼虫は夏の味覚のようです。

 

蝉は土の中で何年も過ごし、長生きなことから、
ゼミを食べると長生きが出来るという 長寿の縁起をかついでなどでも
食べられるようです。


開封市の人達にとっては、
冬のシーズン中に一度くらいはカニ食べたい~♪みたいな感覚で、
夏はやっぱりセミの幼虫だね って感じでしょうか🍀

 

私は セミの幼虫を食べたことはありません。

 

食べる習慣が無いので、
もし 中国の人の家のおよばれして ススメられたらどうしようかなあ💦
と思ってしまいますが、
開封市の人にとっては、ごちそうをふるまっている感覚だということを
覚えておこうと思っています(*^^*)

 

市場前の路上販売にて

 

こちら、先日 西司市場の近くを通った時の様子です。

 

 

市場前で

 

 

売られていたのが

 

 

セミの幼虫でした。

 

うじゃうじゃ動いていました。
私は虫が苦手な方では無いのですが、
ちょっと ゾッとしました😅

 

新鮮なセミの幼虫が食べられるのは今の夏シーズンだけ。
買っている人を何人か見かけました。


セミの幼虫を採る人達


今住んでいるマンションでのことですが、
実は 夏の夜になると 懐中電灯を持って植え込みの方を照らしながら 
ウロウロする人達を見かけることがあります。

蝉が羽化するために地中から出てきて 木に登っていくとををねらって
蝉の幼虫を採っているようです。


セミの幼虫は、自分達で食べるためにも採りますが、
売ったら良いお金になるので この時期のお小遣い稼ぎとして
夏場は夜間、セミの幼虫探しをする人たちもいるようです。
蝉の幼虫の養殖場もあるようです。

 


以前、マンションの 自転車置き場で 
セミの抜け殻をたくさん見かけたというブログ記事を書きましたが、
周辺の植え込みの木々では セミの抜け殻を見かけないなあと
不思議に思っていました。


自転車置き場でのセミの抜け殻の様子

tpakira.hatenablog.com

 

 

植え込みの木々に登って 羽化しようとしていた幼虫は捕まえられて、
自転車置き場には幼虫はいないだろうと 見逃されていたのかもしれません。

 

中国版ティックトックのよると

 

河南省では 夏の時期 多くの人が蝉の幼虫探しをするようです。

 


近所の林だったり、養殖場の林だったりの中で 幼虫を採る動画が
この時期たくさん投稿されていました。

 

 

どこにいるかな?

 

いました、いました

 

今夜 大人のセミになろうと せっかく地中から出てきたのに

 

人間に捕まえられる セミの幼虫。

 

 

食べ方は カラッと揚げるのが定番の食べ方のようです。
幼虫自体には うま味などの味が無いようで、
味付けをして食べると美味しいようです。

 


開封市に住む蝉の一番の天敵は、
鳥でも野生動物でもなくて、人間かもしれません(*^◇^*)

 

日本のセミよりも人の気配に敏感


開封市に来て気がついたことがあるのですが、
日本のセミに比べて 開封市のセミは 人の気配にとても敏感だということです。

 

 

 

セミは今の時期 あちこちで たくさん鳴いているのですが、
どこにいるのか探すために立ち止まったりすると 
スッと鳴かなくなり、どこにいるのかわからなくなります。


日本のクマゼミやアブラゼミは、手で捕まえられるくらい近くまで寄っても 
鳴き続けている個体も多かったので、観察がしやすかったのですが、
開封市のセミを見るのはちょっと大変。

 

 

遠くにいる蝉を目を凝らして探し出し、

 

デジカメのズーム機能と使って アップ。
ブレブレです~(*^◇^*)

 


以前、弱って落ちて来たセミを近くで観察することが出来、
『スジアカクマゼミ』かなあと思ったのですが、断定は出来ていません。
もし、詳しい方がいたら なにゼミか教えていただければうれしいです。

 

 


スジアカクマゼミかなあと思った時の様子はこちら

tpakira.hatenablog.com

 

 

 

開封市のセミたちは 幼虫のころに 人間に狙われて 捕まえられていった
たくさんの仲間の様子を見ているので、

 

 

大人になって、もう食べられる心配はないはずなのですが、
人間の気配に 敏感になっているのかなと思いました🍀

 

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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