こんにちは。
14時現在の開封市、気温33℃ 湿度41%です。
曇っています。
さてさて、
今日は炳霊寺石窟見学の後編を書いていきたいと思います。
前編はこちらです
↓
見学ルートは時計回り
見学ルートは峡谷を時計回りに歩くようになっていました。
仏像がたくさん彫られているのは左の崖の方で、
右側の崖には仏像は彫られていないようでした。
(一部、移築した仏像が右の崖にある建物に展示されていました)
大仏様の前にある橋を渡って
反対側の右側の崖の方に行くようになっていました。
右の崖の方から大仏様を撮影する人。
グルっと一周する感じに歩いてきて、最後に☆印の場所にある橋を渡るのですが、
黄河方面
山の方面
大仏様がいると思ってよく見ないと、大仏様がどこにいるのか見えません。
ほんま、すごい場所に作ったんやなあ🍀
私達は約3時間かけて一周しました。
チャーターしたタクシーの運転手さんが「何時間かかっても大丈夫だよ」 と
言ってくれたので、お言葉に甘えて ゆっくり見学させてもらったのですが、
モーターボートや遊覧船で来ると 見学時間は通常 1時間から1時間半くらいに
設定されるようです。
ゆっくり見学したいと思っている方は お気を付けください。
炳霊寺石窟があるのは、臨夏ジオパーク内
炳霊寺石窟があるのは、
臨夏ジオパークの中だそうです。
地形に関して、日本語での説明書きもありました。
日本では見たことのない
山々を見ることが出来ました。
不思議な地形です。
圧倒されます。
前方に見える ラクダみたいな岩。
地層がはっきりと見えました☆
地層の中には丸い石が入っているのがはっきりわかる場所もあって、
昔は川辺だった場所が 隆起したのかなあと思いました。
仏像見学も良いですが、地形見学にも とても面白い場所でした(≧▽≦)
山の天気は変わりやすいようで、3時間の見学中 雨が降ったり青空になったり♪
開放されていない参観通路
さて、
昨日書いたブログ(前編)で 石窟に住む鳥達のことを書きましたが、
こちらの2羽の鳩達がいるのは、
大仏様の上の壁に彫られた仏像の近くでした。
大仏様の上部には二つの天然の洞窟があるようで、
そこの壁にも たくさんの仏像がつくられているようでした。
天然の洞窟に行くためには、大仏様の横の階段を登っていくようなのですが、
参観通路は開放されていませんでした。
他にも 開放されていない通路はいくつもあり、
扉が開いていないので、中を見ることが出来ない洞もありました。
閉ざされた祠の中を見ることは無理ですが デジカメのズーム機能を使うと、
ズーム
ズーーム
ズ――――ム!!
こうやって、遠方の仏様も バードウォッチングしながら
見学させていただきました(*^-^*)
作られて かなりの年月が経ったやろうに、
上の方にいる仏様達は色が残っているものが多かったです。
どうやって あんな高い場所に仏像を作ったのかなあ。
仏見学も金次第♪
こんな感じに、私はデジカメのズーム機能を使って
遠方から覗いていたのですが・・・・・
警備員さんに何かを見せている人がいます。
この人は、炳霊寺石窟の専属ガイドさんのようで、
マイクを使って説明をしながら 団体さんを案内していました。
封鎖されていた参観通路が一時的に開放されました。
封鎖されてた洞も開くぞ~♪
126番石窟に次々と団体さんが
吸い込まれていきます(*^◇^*)
彼らだけ、なぜ閉ざされていた126石窟の中に案内されているかと言いますと、
通常の石窟見学料50元(約1000円)にプラスして、
126窟特別見学料金1人80元(約1600円)を払ったからです。
天然洞窟の仏像を見たい場合は +300元(約6000円)で行けるようです。
チャリン チャリン チャリン♪
天然洞窟までの階段はまるで梯子の様に急みたいで、
登りよりも降りる方がみなさん大変そうでした。
全ての場所をくまなく見学しようとしたら、一体いくらになるのでしょうか。
仏見学も金次第~\(*´▽`*)/
でも、この方法 個人的には とても良いと思うのです。
炳霊寺石窟は山の奥地にあったので、今まで訪れる人も少なくて、
盗掘の被害なども少なかったようですが
いつの時代に書かれたかわからない落書きがあったり、
近年に書かれたみたいな落書きもありました。
仏像の彫られていない場所なら 記念に落書きして良いかなって思ったのかな💦
タバコ?
遺跡の保存管理には お金がかかります。
石窟に本当に興味があり、お金をたくさん出してでも
特別な石窟が見たい人達からお金を集め、
自由に見学させるのではなく 専属のガイドさんが一緒に行くことは、
遺跡を守り、今後に残していくためには、大事だなあと思います🍀
ちなみに、私はカメラのズーム機能を使い遠目で仏像を見るので満足していましたが
夫は特別窟の中の仏様にも興味があったようで、
団体さん達が入っていった祠の中を 柵の向こうから何とか見れないかなあと
しゃがみこむようにして覗いたりしていました。
別料金を払えば 特別窟に入れることを 私は事前に知っていましたが、
夫は 炳霊寺石窟に来るまで炳霊寺石窟の存在も知らずの
ほぼミステリーツアー参加者状態でした。
夫「西安の兵馬俑前の様に 日本語でガイドするよ と言ってくれる人が
炳霊寺石窟にもいたら特別窟も見学したかった~(*´▽`*)」
当初 夫は中国3大石窟以外はあまり興味が無いと言ってたのですが、
炳霊寺石窟に実際に来てみると かなり良かったようです。
良かった、良かった(*^^)
2023年6月現在、炳霊寺石窟には残念ながら日本語のガイドさんは
いらっしゃいませんでした。
今後、日本語でのガイド案内があったという情報が出て来たら、
今度は特別窟を見に いつかまた炳霊寺石窟に行けたらと思います🌸
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)