こんばんは。
20時現在の開封市 気温 28℃ 湿度93%です。
雨が降っています。
さてさて、
敦煌旅行記4、世界遺産『莫高窟』に行った時のことについて
書いていきたいと思います。
敦煌旅行記についてはこちらもどうぞ
↓
莫高窟見学のスタートは敦煌数字展示センターから
5月2日、敦煌の世界遺産『莫高窟』見学に行くことにしました。
夫は以前の中国駐在(10年前の広東省恵州淡水居住時代)から
莫高窟に行ってみたいと言っていましたが なかなかチャンスが無くて、
開封市に来てからも コロナだ なんだかんだで 来れてなくて、
今回 やっと念願叶います~\(^o^)/♪
莫高窟見学はこちらの敦煌数字展示センターからスタートするようです。
チケット売り場
7:50
ガイドさんがチケットを代理で引き取りに行ってくれている間、
しばらく待ちました。
太陽が低い位置にあるので 影が長い~(*^^*)
莫高窟のチケットは現在 通常チケットと緊急参観チケットの
2種類販売されているようです。
通常チケットで可能なことは、
シルクロード・莫高窟に関しての2本の映像視聴と
莫高窟の8つの洞窟の見学です。
緊急参観チケットでは、4つの洞窟を見学出来るようです。
チケットの値段はピークシーズン(4月1日~11月30日)
オフシーズン(12月1日~3月31日)でも 変わってくるようです。
チケットは、事前にネット予約できるようなのですが、
外国人の予約方法がよくわからずで、
今回の旅行は 労働節休暇中の混雑が予想される時期で、
当日 直接チケット売り場に行っても 混雑で買えない可能性を考慮して、
莫高窟見学がツアー内容に入っている
現地発着の1日ツアーに参加することにしました。
8:06
通常チケットが手に入りました。
ガイドさん、ありがとうございます。
ちなみに、このブログを書くにあたって、
先ほど莫高窟の正式HPでチケット販売状況を見てみると、
近日中のチケットは なんとすでに完売状態でした😲
発売は1ヵ月前から行われるようで、
8月14日の通常チケットの残枚数は443枚、
応急参観チケットは10822枚でした。
8月2日では通常チケットの残数0枚で
7月19日には応急参観チケットの残数も0枚になっていました。
ピークシーズンに莫高窟目的で敦煌に行く場合、
旅行会社にチケット予約を代行してもらうか
ツアーに参加するのが 安心かもしれません。
こちらでチケットを見せて入場します。
1つ目の映像を見ます。
撮影は禁止です。
2つ目の映像を見ます。
映像は中国語でしたが、
日本語の音声ガイドを入り口で渡してもらえたので、
内容を理解することが出来ました(*^。^*)
中国からトルコ方面へ初めて行った
張さんという人の話(シルクロードの元になった)や
莫高窟が何故作られたのか、どうやって作られたのかの話など、
見応えのある動画でした。
敦煌数字展示センターは映像観賞の他に、
荷物を預けたり、売店、トイレ、喫茶などの設備があり、
とても綺麗な場所でした。
専用バスに乗って莫高窟へ
9:05
映像を見終わったら専用バスに乗って
莫高窟へ向かうようです。
砂山が見えてきました。
砂山の淵になっているところの崖みたいな場所に、
穴が見えました。
穴、増えて来たぞ?
9:20
バスを降りました。
ここが莫高窟なのか??
現在地は☆印のあたりです。
ガイドさんの説明によると、この橋の右手側にあるあの穴は
莫高窟作りの職人さんや修行をしているお坊さん、旅人の
居住スペースとして使われていたようです。
そして、橋の左手側の崖にあるのが 莫高窟とのことでした。
砂山の淵が崖みたいになっている こんな地形も見るのは初めてで、
その崖に 本当に仏教芸術の美術館と言われるような遺跡があるのか、
まだ信じられませんでした(*´▽`*)
特別窟は別料金
前方に崖が見えてきました。
9:25
特別窟見学のチケット売り場に到着
通常チケットでは8つの洞窟を見学出来ますが、
特別窟と呼ばれる場所を見るのは 別料金がいるようです。
45窟の特別窟チケットを購入しました。
ここでツアーガイドさんとはしばらくお別れ、
ここからは 莫高窟に常駐している日本語ガイドさんと巡るようでした。
専門ガイドさんと巡る莫高窟
9:58 莫高窟巡り開始
莫高窟には現在400以上の洞窟が確認されているようですが、
好きな洞窟を 個人で自由に見てまわることは 出来ないようでした。
数十人の団体に 莫高窟の専門ガイドが必ず1人ついて、
たくさんある洞窟の中から、8つを巡るようです。
案内する順番や どの洞窟を案内するかなどは
専門ガイドにおまかせとなります。
ガイドさんの声がどこにいても聞こえるように
こちらの機械が配られました。
莫高窟では中国語はもちろんですが、英語や日本語などの
外国語の専門ガイドさんがいて
事前に予約した言語で案内をしてもらえるようです。
私と夫以外に、同じ時間帯くらいに莫高窟にやってきた数人の日本人の方と一緒に
莫高窟を巡りました。
こちらの40、41、42のように 扉が1つづ つついている場所は
各 洞窟が1つと数えられますが、
扉が1つで、中で部屋が分かれている様なつくりの洞窟の場合もありました。
この場合は1つのカウントで3つの部屋が見れるので お得かも?(笑)
扉が開けたままになっていて、
何組かのグループが一緒に入ることが出来る 大きな洞窟もありましたが、
たいていは、1つの洞窟に1グループづつの案内でした。
なので、前のグループの見学中は
洞窟前で待つこともありました。
チケットの値段によって見学場所は明確に分かれています
向こうに人だかりが見えました。
あの場所は 緊急参観チケットで入れる場所です。
(通常チケットでも入れます。)
緊急参観チケットは低価格で販売され、4つの洞窟を見ることが出来ますが、
莫高窟内で入れるエリアは極一部のようでした。
こちらは 特別窟 45窟の前の様子です。
警備員さんが3人もいて、扉の鍵をあけてもらって入ります。
特別窟の警備は厳重で 特別窟のチケットを購入した人でないと、
ちょこっと覗くことも許されないようでした。
チケットの金額によって、明確に見学場所に
差をつけていることがわかりました。
すべては文化財を守るため♪
ちなみに、私は最初 これらの光景を見て、
ここが本当に世界遺産なのか?と思ってしまいました。
ものすごーーーく 人工的な造りで ビックリしました(*^。^*)
でもこうやって 莫高窟の遺跡の周辺をすべて覆い、
雨風から守ることで 洞窟が崩れるのを防ぎ、
1000年以上前に作られた仏像や壁画の劣化を防ぎ、
入口に扉をつけて管理することで、
盗掘などを防いでいるのだと思います。
すべては文化財を守るため\(^o^)/
文化財保護には多くのお金がかかるはずです。
観光地として運営することは、
お金の確保につながっているはず。
興味を持っている人からは より高い金額をとり
その分 より良い特別なサービスを。
チケットの金額によって、明確に見学場所に 差をつけているのも、
すべては文化財を守るため~~\(^o^)/
説明聞きながら 石窟を巡ると より深く 莫高窟を知ることが出来き、
後世まで 貴重な文化財を残そうと思う人も増えるはず。
専門ガイド同行を必須にすることは、
勝手に仏像を触るなどして 文化財が破損することも防いでると思います。
もちろん 専用バスでしか行けないようにしているのも、
すべては文化財を守るため~~~\(^o^)/
こうまでして 守ろうとしている世界遺産 莫高窟の中身は
やっぱりすごかったです。
長くなったので続きます。
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)