ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

所変われば常識も非常識も変化するよ🍀中国からの団体旅行の皆さんが大阪観光にやって来て起こったハプニング集≪驚き編≫

こんにちは。

16時現在の開封市 気温16度 湿度16%です。
良い天気です。


さてさて、

 

今日は 中国からの16人の団体さんが大阪観光にやって来て起こったハプニング集の
≪驚き編≫を書いていきたいと思います。

 

今後 訪日外国人旅行ツアー・インバウンドの観光客の方が日本にやってきた時にも
もしかしたら起こりうる出来事かもしれません(*^^*)


合流した時に起こった出来事についてはこちらをどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

今日も文章が多めで読みにくいと思いますが、
興味のある方、読んでいただけるとうれしいです。

 

 


中国から来た団体さんの行動で驚いたこと

中国から来た16名の団体旅行の皆さんを大阪案内中、
彼らの行動で驚いたことがいくつかありました。

 

☆電車内で音声有りで動画鑑賞

☆電車には我先に乗り込む

☆レジでの割り込み

☆鳩に餌付け

☆歩道の真ん中でしゃがんで座る

☆テーブルに置いてある一味唐辛子の瓶が空っぽに

☆お冷ポットを床に置く

☆雨が降っていても傘は買いません

☆地下鉄ホーム上で点火

 

日本国内で見ると驚いたけれど、中国だと思って見ると驚かない

上記に書いた行動、日本で見たので驚いたのですが、
中国内だと思って見ると 驚かないことばかりです(*´▽`*)


☆電車内で音声有で動画鑑賞
関西空港から乗り込んだ特急内で、音声有で動画鑑賞を始めた人達が何人かいて、
以前日本に住んでいたことのある日本語が出来る中国の方が気付いて
すぐに止めにはいってくれました。

 

日本の電車内では 動画鑑賞の際、イヤホンでの視聴があたりまえですが、
中国内の電車内では みなさん イヤホン無しの音声有りで動画視聴をしています。
車内はガンガンに色んな動画の音声が流れていることもあるし、
電車内での電話通話も 普通の声で普通に行われています。


☆我先に電車に乗り込む
中国でも 最近は電車が来るまで並んで待つのを見かけるようになりましたが、
電車が着た後は 列がぐちゃっとなって 我先に乗り込む人達を多く見かけます。
彼らは 中国式の乗り方を実践しただけ。


☆レジでの割り込み
私も以前 一時期帰国した時に失敗したことがあるのですが、
レジがいくつかあって会計している人がおり、
後ろに誰もいないので そのすぐ後ろに並ぶと、
実は ちょっと離れた場所で待機している列があった というものです。

 

この並び方は『枝分かれ方式』と呼ばれるものらしいですね。
最初は関東方面でこの方法が始まったようで、
今では関西でもよく見かける並び方となりましたが、
中国ではまだ見たことの無い並び方です。


☆鳩に餌付け
これは日本の人でもする人がいると思うのですが、
移動途中に 全員いるかなと振り返って人数確認しようとしたら、
鳩に餌をやっている人がいました。

 

 

列が停止→目の前に鳩がいた→かわいい☆→餌をやろう♪
あまりに行動が素早くてビックリでした(*^^*)


中国開封市で見かける人達は、
動物園の動物に食べている肉まんをあげたり、
街路樹で綺麗な花を見つけたら ポキッと折って持ち帰ったり
やりたいことは即行動で 躊躇が無い人が多いです。


☆歩道の真ん中でしゃがんで座る
日本人的な感覚だと、移動途中 ちょっと待機する状況になり座りたい時は、
ベンチが近くに無いか探すかと思います。
また、団体で行った場合 みんな立ってると 1人だけ座っていることに躊躇して、
我慢して立っていたりすることもあると思います。

中国から来た方々は、
自分が疲れてたら 歩道の真ん中でも おかまいなしに しゃがみこみました。
中国の駅などでも床に座っている人を見かけます。
床は汚いかもしれない や、他の通行人の妨げになるという感覚はたぶんあまりなくて、
他の人が立っているので 自分も立っておこうということもしないようです。
そして、周囲の人も 誰が立ってようが座ってようが 
自分に実害がない限り気にしません。


☆テーブルに置いてある唐辛子の瓶が空っぽに
お好み焼きも串揚げも、辛くして食べたい方々がいました。
唐辛子の粉を 振りかけるのではなくて、
小皿に粉を出して、食べ物が 真っ赤になるくらいにまぶしてから
食べていました。

これは食文化の違いで、
美味しく食べるには辛い成分が必要だったのだと思いますが、
お店の人は一回で瓶が空になっていてビックリしたことでしょう。


☆お冷ポットを床に置く
お店に入った際、水のおかわりをお願いすると 
店員さんがポットにお冷を入れて持って来てくれました。

お冷を各自注いでいって ポットが空になると、
ひょいっとテーブルの下の床にお冷ポットを置こうとしたのが見えたので、
慌ててテーブルの上に戻すようにお願いしました。

夫も同じ風景を見ていたのですが、夫は何故私が急に慌てたのか
気がつかなかったようです。

中国開封市では テーブルの下に使わないものなど置くのは当たり前のことで、
夫の目から見て 全く違和感を覚えなかったようです😅

日本では お店のお冷ポットを床に直置きはしません~やめて~💦

 

☆雨が降っていても傘は買いません
大阪観光の1日目の夜から雨が降り始め、
2日目の午前中は雨予報でした。

なので、夫が 傘を持っていない人は傘を購入しておくようにと
グループチャットで連絡していたのですが、
当日の朝、やはり(?)傘を持ってない人が何人も出ました。

「3人で1本の傘を使うから大丈夫です♪」

とのこと。
(いや、絶対ずぶ濡れになるでしょう😅)

 

日本に来る前にSIMを持ってくるようにと何度も言っておいたのに 
持ってきてない人が出てくるグループなので、
もしかしたら 傘が無い人が当日出るかもしれないと予測。
当日の朝、雨がなるべくあたらない、地下街やアーケードのある場所を探して
急きょ ルート変更することにしましたが 正解でした。
(そのかわり、通勤ラッシュのど真ん中を突き進むことになりましたが・・・・・)


☆地下鉄ホーム上で点火

 

私は大阪案内中、指揮棒の先に赤いリボンをつけて案内していました。


このリボンの断面の糸が、地下鉄に乗っている時どこかに引っ掛けたようで
長く垂れさがってきたことがありました。

ハサミを持っていなかったので糸を切ることが出来ず、
邪魔だけど仕方ないかなと そのまま放置して駅に到着。

 

さあ、こっちですよ~と案内を始めた時、
糸が垂れているの?と気がついた人がいて、後ろにいた人に
「ライターない?」と聞き、
ひょいと 私の指揮棒の先を自分の方に向けて 借りたライターを点火。
糸を焼いて取り、OK♪と笑顔を向けてくれました。 

 

歩きながらの10秒ほどのあっという間の出来事で 
私は 地下鉄ホーム上での点火に一瞬ギョッとしてしまいましたが、
ありがとう と言って案内を続けてしまいました。

 

後になって 地下鉄ホーム上でのライターの使用ってOKやったっけ?
火を使って もしものことがあったら大変でしょうと 思い始めました。

 

中国的に考えると 
大丈夫♪大丈夫♪何も起こらなかったし糸が切れて良かったでしょ と
なるはずです。

 

ネットで調べたのですが、地下鉄内へのライターの持ち込みについての
記述はありますが、使用については書かれていませんでした。

 

そもそも、ライターで糸を切るという発想自体が私には無かったので、
日本の地下鉄側も そんなふうにしてライターが使われるとは想定してなくて、
禁煙ホームなので ライターを使う人はいないだろう という認識で、
ライター使用禁止とはわざわざ書いていないのかもしれません。

 

 

最後に、日本だと驚かないですが、
中国的に考えて驚いたことも書いておきます。

 

時間にルーズな人が多い中国、
集合時間を決めていても 時間通りには集まってもらえないだろうと
思っていました。

先手必勝で初日に
「出発時間にいなかったら置いていきます」と宣言したら、
みなさん時間厳守で集まってくれました。

 

遅刻があるつもりで予定を組んでいたので、
時間に余裕が出来て うれしい驚きでした(≧▽≦)

 

ところ変われば常識も非常識も変化するよ

日本では非常識に見える行動も 中国では常識だったりします。

日本人と中国人では気を使う場所が違ったりするので、
中国人は気遣いが出来ない人達と思ってしまう日本の人もいるかもしれません。


今回、中国人の団体さんが悪意があって行っている行動は一つも無くて、
自分の国で行っていることを 何の気なしに行っているだけでした。

 

〇〇してください、〇〇はしないでくださいとお願いすると、
基本的には 日本のやり方で過ごしていただけました。

 

 

話が変わりますが、私が結婚するまで住んでいた大阪のとある地域では、
靴を買う際、並んでいる靴の中に自分の欲しいサイズのものが無かった時には、
自分で その辺に積まれている靴の箱の中から 
希望する靴のサイズを探して試し履きをしていました。

 

どこの店舗も同じような方法で 店員さんを呼ぶことなく勝手に試し履きをしていて、
私以外のお客さんも 同じ方法で靴を購入していってたので、
私の中の靴を買う時の常識は 
『サイズが無かったら自分で箱の中から合うサイズを探す』でした。


これを、結婚後 一時帰国した際に 
夫が結婚前に暮らしていた関東のとある地域の靴屋さんで行って、

「ぱ、ぱきら 一体何してるの!?😲」

と夫にドン引きされたことがあります(^▽^;)


夫にとって 店員さんの許可なく勝手に箱を開けて試し履きをするのは
見たことの無い光景で、
とんでもなく非常識な行動に思ったようです。

 

私と夫は遠距離で出会って、結婚するまでも遠距離で過ごし、
結婚と同時に中国生活が始まったので、
お互い常識だと思っていることに差があることに 結婚後 気がつきました。


日本国内でも ところ変われば常識も非常識も変化します。
外国と日本では 双方の習慣などに違いがあって当然かと思います(*´▽`*)

 

徐々に行動に変化が

だからといって、今まで日本に住んでいて 平穏に過ごしてきたはずなのに、
突然、海外から観光旅行でやってきた人たちの突拍子の無い行動に巻き込まれ 
振り回されてしまったら 困ってしまいますよね。


16人の団体さん達は、最初の方こそ 列に並ばなかったり、
我先にと電車に乗ろうとしたりしましたが、
徐々に 割り込みをしなくなり、電車も降りる人を待ってから 
乗り込んでくれるようになり、
他の人の邪魔にならないように壁際を歩いたりしてくれて、
添乗がどんどん楽になってきました。

 

合流した時は、ばらばらだった団体ですが、
観光中は 全員が注目して 指示棒を見てくれるようになり、

 

こんな人混みの中でも迷子を1人も出さず 
無事に移動、観光をすることが出来ました。

 

 

日本人の添乗員さんがいるような 団体旅行だと 
ある程度日本の常識だと思われることを説明などし、
周辺の日本人がびっくりするような行動を 抑制することも出来るでしょうが、

 

個人旅行の方々や 日本のことをよく知らないガイドさんと一緒の団体旅行だと
知らないことは 注意しようがない訳で、
その国の文化のまま 日本旅行がすすむかと思います。


これからも、どんどん 訪日外国人旅行ツアーや インバウンドの観光客の方は
増えると思われます。

 

日本ではこんな行動は普通しません~やめてください~
というのをどうやって伝えていくか、

難しい問題だなあと思いました(*^◇^*)

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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