ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

青海チベット鉄道(青蔵鉄道)1等寝台列車の旅、青海湖を眺めながら中国青海省西寧市から西蔵ラサへ☆2023国慶節チベット旅行記2

こんばんは。

 

18時現在の開封市、気温23℃ 湿度38%です。
良い天気の一日でした。

 

さてさて、


今日は国慶節旅行記の続きを書いていきたいと思います。

 

1はこちら

tpakira.hatenablog.com

 

 

 


青海チベット鉄道(青蔵鉄道)について

青蔵鉄道は、青海省西寧市とチベット自治区ラサ(拉薩)を結ぶ高原鉄道です。
総延長1944キロだそうで、
青森の最北端から、鹿児島の最南端まで とだいたい同じくらいです。

 

ネット辞書によると、チベット鉄道は高所走行中 
外気から酸素を抽出して生成される酸素濃度の高い空気を車内に供給していて、
車内の酸素濃度を平地より2%高い23%に高めることで、
標高5,000mのタングラ峠通過時でも標高約3,000m並みに
過ごせるようにしているようです。

 

 

西寧駅⇔ラサ駅 は直線ではなく このようにカーブしたルートで
走っているようです。

 

今回の旅行では 青海チベット鉄道に行きと帰りの2度乗りました。

 

1度目は 9月30日、西寧からラサへの団体ツアーに組み込まれていた路線で
1等寝台客室(軟臥)4人部屋を利用しました。

 

2度目は10月5日、個人でチケットをとった ラサから西寧で、
2等寝台客室(硬臥)6人部屋の上部ベットを利用しました。


行きは、青海湖や格爾木(ゴルムド)駅での機関車変更を
帰りは海抜5,066mの唐古拉駅や雪山を見ることが出来ました。


青蔵鉄道は ほぼ1日走り続ける電車のため、
夜の真っ暗な時間帯を走る区間が出てきます。

 

利用する列車の発車時間帯や乗る駅によって、
同じ区間を走っている列車とは思えないほど 全く違った景色が見えました🍀


もし、チベット鉄道に乗ることを検討されている方がおられましたら、
自分の一番見たい景色を列車が通過するのは何時なのか、
事前に調べてから乗ることをおススメしたいと思います(*^^*)


Z680112:50 西寧から出発

 

 

9月30日 12:00 西寧駅

 

とても珍しいらしい団体専用チケット。
乗る列車は、なんと旅行会社が1両追加したという貸切車両でした😲
どうやって国慶節の時期に団体ツアー全員の一等客室のチケットを
確約で取ったのかと思っていたけど これで納得です(笑)

 

 

「入藏函」チベット通行証(コピー)
これがないとラサ行きの列車に乗ることが出来ません。
旅行会社を通じて発行してもらっていました。

 

 

 

Z680112:50西寧発に乗ります

 

 

12:20
発車30分前にホームに向かうことが出来ました。

 

プレートの前で記念撮影

 

そして、景色が綺麗に見えるように窓磨きをしました。


ちなみに、この窓磨きですが、
実は 窓が汚れすぎていて、しかも2重窓の磨けない場所が汚れていたりしていて、
思ったほど効果はありませんでした。

窓にもよると思いますが、私達の客室の窓は
しないよりもしたほうが ちょっとはマシかも(?) という程度でした😓

 

青海湖


12:50 定刻通り出発。

 

 

 

一個目の私の車窓からの目当ては、
琵琶湖の6倍の広さを誇る中国最大の塩湖・青海湖でした。
西寧を出発したチベット鉄道は青海湖の右側の湖畔沿いを走ります。
綺麗に写真に収めたい~(*^。^*)

 

と思っていたのですが、

 

 

思っていたより列車のスピードが出ているようで 車窓からの景色がブレるよ~(羊??)

 

 

 

そして、デジカメの感度が良すぎるのか 窓の傷にフォーカス _| ̄|○

 

四苦八苦しているうちに・・・・・

 

 

見えてきました青海湖。

 

 

広いなあ~

 

 

デジカメで撮るより、携帯で撮った方が綺麗に撮影出来るかも?

 

ヤクと青海湖

 

角度によって湖面の色が変わったり、
太陽の光に反射してキラキラしている場所があったりして 
一瞬一瞬が違った景色で 美しかったです(*´▽`*)

 

 

1等客室(軟臥)の様子

 

 

 

1等客室(軟臥)の様子をご紹介します。

 

 

 

私は上段ベットを

 

夫は下段ベットを利用しました。
矢印のテーブル下には電気のコンセントがあります。
(過剰な電気利用は電車に負担がかかるのでタコ足配線はNGのようです。)

 

同じようなベットが向かいにあり、
1等客室は4人で1部屋利用です。

 

 

下段ベットの幅は80cm。

 

高さは96cmくらい。

 

 

上段ベットの幅は70cm。

 

 

高さは85cmほどでした。

 

 

2段ベットの上部に上がる時は、こちらを開いて

 

 

ここに足をかけて登ります。

 

 

 

荷物入れに関してですが、下段ベット下のスペースは高さが25cmだったので 
幅が25センチ未満のスーツケースしか入りません。


上部の荷物入れは高さは30センチでした。
幅が30cm未満のスーツケースなら収納可能でした。

 

 

1等客室の下段ベット2か所には マックス6人が座ることが可能でしたが、
ベットの幅が広いため、2等客室よりもベットとベットの距離が近く、
みんなが足を降ろすと ギチギチに~(^▽^;)。
片方のベットに座る人はベットの上であぐらをかくスタイルが良しかもしれません。

 

1等客室には各部屋に扉がついていて4人部屋として締め切ることが出来ましたが、
2等客室の廊下には有るテーブルが 1等客室の廊下にはついていませんでした。

 

他には、部屋の壁に酸素吸引設備が用意されていました。
高山病の症状がひどい時は 駅員さんに吸入チューブをもらって 酸素を吸うことが可能なようでした。

 

Z6801の列車内を散策


Z6801の列車内を散策してみましょう。

 

 

 

 

一等客室の廊下には絨毯が敷かれていました。

 

一等車のトイレは洋式と和式と両方あって、

 

 

なんと紙まで用意されていました~♪

ただし すぐに無くなったので、やはり中国旅行中 トイレに行く場合は
個人での紙の持ち込みは必須かと思います。
トイレに行く時のパスポート=トイレットペーパーは大事(*^。^*)

 

 

こちらは2等寝台客室です。

 

 

6人部屋です。
ラサからの帰りは、この上段ベットに寝る予定。

 

 

2等客室のトイレは和式。
紙は最初から無し。

 

 

こちら4号車の二等寝台客室なのですが、
酸素を吸っている人を多く見かけました。
比較的 元気そうに見える人も吸っていたので、
1人が吸い出したら、私も~ 僕も~と なったのかもしれません。

 

 

 

食堂車

 

Z6801には寝台以外に、硬座もありました。

 

 

トランプを楽しむ人

 

 

無座チケットも販売されていたようで

 

 

折り畳み椅子を持ち込んで座っている人も多く見かけました。

 

終着のラサまで行く人は この状態で、

 

約1日列車に揺られることになります。
なかなか大変です。

 

 

通路の途中に誰かの小 有り。
踏まないように気をつけないと・・・・・。

硬座のトイレは詰まっている箇所もありました。
まさに混沌(*´▽`*)

 

 

後部車両からの景色


9月30日12:50西寧発のZ6801は、
1等寝台、2等寝台、食堂車、硬座車両が連結された
15両編成の列車だったようです。

 

 

続く

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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