こんにちは。
15時現在の開封市 気温7度 湿度18%です。
青空が広がって良い天気です。
湿度が低いので 手がかっさかっさです。
さてさて、
今日は中国の蒸しパン マントウについて
書いていきたいと思います。
中国の蒸しパン マントウとは?
フリー百科事典ウィキペディアによると 饅頭(馒头・マントウ)とは
小麦粉で作られた中国の伝統的な蒸しパンと書かれてありました。
主に 中国の北部地域で主食として食べられているようです。
以前住んでいた 中国南部の広東省恵州恵陽淡水では、
マントウを食べている人はほぼ見かけず 米食が多数でした。
(麺や肉まんはありました)
一般的に 具が入っていないものを マントウ、
具入りのものを 包子(肉まんとか 人参まんとか)と呼ぶようですが、
地域によっては その垣根はあいまいで、
具入りのものを 饅頭ということもあれば、
大包子馒头と「包」を含む呼び方をする地域もあるようです。
焼いたり、揚げたりするマントウもあり、
蒸したマントウは『蒸饃』と 区別して言う地域もあれば、
区別しないで 全部をマントウ と表現する地域もあるようです。
ややこしい~😄
ちなみに 今回 このブログを書くにあたって調べていて、
自分の大きな勘違いに気がついたのですが、
今まで 私は 中国のマントウの漢字を 万頭かと思っていました。
でも『万頭』は
中国の饅頭や包子 が変化してできた日本の和菓子の一種である饅頭(まんじゅう)を
別の漢字で書いたものだったようです。
日本のまんじゅうは
「饅頭」「万頭」「万十」「曼頭」などと書くことがあるようです。
中国の饅頭と日本の饅頭は 漢字が一緒でも 全くの別物の食べ物です。
色々頭が混乱しそうです~~~~~😅
上海隔離ホテルで食べた饅頭は
中国南部に位置する広東省に住んでいた時は
あまり馴染みが無かったマントウ、
私がマントウを主食として ちゃんと食べたのは、
コロナ禍、日本から中国への移動の際、
中国国内で2週間から1ヶ月ほどの隔離が必要だった時に
上海の隔離ホテルで食べた朝食が最初でした。
上海隔離ホテルでの朝ごはんには万頭が出ることが多かった
↓
ある日の朝食
これが うわさの饅頭か~
う~ん。全く味がしないぞ(;^ω^)。
日本の饅頭のイメージが頭の中にあり、
生地が甘いのかと思って マントウだけを食べたので、
余計に 味が無いと思ってしまいました。
サンドイッチみたいにして 卵を挟めばいいのかな?
塩などの調味料が無く、卵を挟んだだけでは
ボソボソしていて食べにくく、
正直 美味しいとは思えませんでした。
隔離ホテルでの食事は、基本的に どれも美味しくいただいたのですが、
マントウだけは 最後まで好きにはなれませんでした💦
マントウ=美味しくないもの
と 脳裏にインプット。
ごめんよ 饅頭( ̄▽ ̄;)
今にして思えば、付属の漬物を挟んだり(塩気を足す)
小豆粥に浸したりして 食べると良かった気がします。
いただき物の饅頭
開封市に住み始めて少し経った頃、
夫が「もらったよ~お土産だよ~」っと
大量の饅頭を持ち帰ってきました。
夫「僕は食べないから、全部ぱきらが食べてね」
私も 上海隔離ホテルでマントウ=苦手 って
なってるのに~ひどい( ;∀;)
苦手と思いながらも もったいない精神の方が勝ちすぎて
冷凍して 少しづつでも食べていこうと決意(*´▽`*)
食べてみると、この 饅頭が意外(?)に美味しく感じたのです。
中には甘くない豆が入っていて、
全体的 甘さはゼロなのですが、
素朴な小麦のうまさみたいなのがありました。
饅頭にも 色々あるんだなと 思いながら、
朝食や 昼食で ちょこちょこと食べ進め 完食。
開封市のスーパーに山積みにされている饅頭
こうして、マントウの苦手意識から やや解放されて
開封市内を見渡してみると
開封市での食事風景
片手にマントウ 片手に箸
おかずを食べたら マントウを口に運びます。
白飯おにぎりを食べながら おかずを食べている風に見えました。
この辺でやっと マントウは、
日本の饅頭をイメージしても 日本の蒸しパンをイメージしてもダメで
ご飯 と思って 接するべきもの
との認識に 変わってきました(*^。^*)
開封市は中国地図の真ん中より やや上の方(北より)にあり、
おかずと一緒に食べる主食を
『米』とする人と 『マントウ』とする人が
ちょうど 半々いるような気がします。
開封市のスーパーには
色々な種類の饅頭が
山の様に積まれています。
お米は家ですぐに炊けますが、
饅頭は手間がかかるのか買う人が多いようで よく売れるようです。
1人で10個、20個買っていく人も見たことがあり、
商品棚が 空になるスピードも速いので 品出しも大変そうです🍀
5人家族が1回の食事で1人2個食べたとしたら、
山の様にあると思った饅頭も あっという間に消えるでしょう。
中国の饅頭は美味しい?美味しくない?
さて、
我が家は たまに近所の10元飯屋さんに行くのですが、
私も夫も おかずの付け合わせに
何の迷いもなく 米を選択していました。
10元飯屋さんについてはこちらもどうぞ
↓
ですが、今年の夏に 袋いっぱいの饅頭を見かけて、
なんとなく 饅頭を選択してみました。
この饅頭が美味かった♪😲
おかずと交互に食べても、そのまま食べても
良い感じでした。
それからは、このお店では 米では無く饅頭を注文するようにしています。
2個くれますが、1個でお腹いっぱいの時は
1個は持ち帰って冷凍して別日に食べています。
饅頭は苦手やったはずなのに、大きな変化です\(^o^)/
(食の冒険はあまりしない夫は ブレずにずっと米選択です(笑))
中国の饅頭の歴史はとても長いようです。
1000年以上前からマントウ作りはされていたようです。
↓
饅頭は美味しいのか?美味しくないのか?
今思うのは、
日本のお米も コシヒカリや ササニシキなどの種類や
産地や炊き方でお米の味に違いがあるように、
中国の饅頭も 千差万別。
初めて食べた饅頭が微妙かも と思っても、
別の場所で食べてみると 自分の好みの中国饅頭に出会えるかも(≧▽≦)!?
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)