ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

菊の撤去作業と汴京八景(開封8景)☆2022年の中国河南省開封市の菊祭りもこれにて完全終了です

おはようございます。

 

6時現在の開封市、気温0℃ 湿度98%です。
まだ日が昇ってないので真っ暗です。
予報では本日曇り。


さてさて、

 

今日は菊の撤去作業と汴京八景について書きたいと思います。

 

 

 

菊の撤去作業


昨日 中国のSNSを見ていて、
一昨日 市民広場の菊の撤収作業が始まったのを知りました。

 

去年の撤去作業の様子はこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 


見学間に合うかなあと思って、昨日行ってみると、

 

 

まだ やってました~(*^。^*)

 

 

枯れかけの菊を

 

 

次々ひっくり返して植木鉢から抜き、
ホイールローダーのシャベル部分に入れていっていました。

みなさん、とても手際が良くて どんどん菊の花が消えていきます。

 

シャベル部分に菊がたまったら

 

トラックの方に移動し

 

持ち上げ

 

 

ザバ――――ッ(*^^*)

 

 

あちこちで、菊を集めては

 

トラックにザバ―――――ッ。

 

菊がいっぱいたまると、シートが自動でかけられて、
トラックは出発していきました。

 

植木鉢も

 

回収されていきます。

 

作業が終わった場所は、がら~んとしていました(*^^*)

 

 

12月5、6日の2日間で、市民広場の菊達の撤去が完了するようでした。

 

第40回開封菊花文化祭開催中の市民広場の様子はこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

tpakira.hatenablog.com

 


昨日は市民広場以外の場所でも、




菊祭り関係のモニュメントの撤去作業や

 

 

菊の回収作業が行われているようで、

 

菊の鉢を持ち帰る人を

 

ちらほら見かけました(*^◇^*)

 


汴京八景と現在の開封八景

昨日、市民広場に行ったのは 菊の撤去作業見学の他にもう一つ、
もう一度見たいものがあったからでした。


先日、南蛇井さんがあげられていたブログで、
今回の市民広場の菊の飾りつけが『汴京八景』を
モチーフにしていたものだと知りました。

 

『汴京八景』とは昔の開封での おススメの景色8つのようです。


詳しくは南蛇井さんのブログをご覧ください。

jaike.hatenablog.jp

 

市民広場の菊祭り会場は、
開封市がロックダウン状態になってしまった10月24日から
敷地内に入れなくなってしまい、
中央のモニュメントなどに近寄れなくなってしまいました。


↑この写真は10月23日。
菊が満開になったら、ゆっくり会場散策をして、
他の小さなモニュメントなども撮影しようと考えていたのですが・・・😅

 

 


なので 昨日も 望遠カメラで遠くから
モニュメントなどを見てみようかと思っていたのですが、

 

作業している方々に交じって、作業風景を見学している開封市民の人達が
何人かいました。柵の隙間から中に入ったようです。

 

私も柵の隙間から 

 

 

ちょっとお邪魔してきてしまいました~(*^◇^*)
中央モニュメントの周辺の菊が撤去された後だったので
10月23日よりも 中央モニュメントに近寄れました。

 

足元には菊の花びらがいっぱい落ちていました。

 

それでは、過去に撮影した写真も混ぜながら、『汴京八景』を
ご紹介したいと思います。

 

 

1.繁台春色

 

 

2.铁塔行云

 

 

 

3.金池夜雨

 

 

 

 

4.州桥明月

 

 

 

 

5.梁园雪霁

 

 

6.汴水秋声

 

 

7.隋堤烟柳

 

 

8.相国霜钟

 

汴京八景に中には、繁塔や鉄塔、大相国寺など 
現在の開封市で見られる景色もありますが、
今とは変わってしまったであろう景色もいくつかありました。

今回の菊祭りの図柄は、上空から見ると
大きな中央の菊の周りに8つの菊があるように見えるように菊の鉢が配置されていて、

 

大きな菊の中心が汴京八景の絵が飾られた大きな赤いモニュメント、

 

小さな菊の中心が汴京八景の景色を表現した小さなモニュメントだったようです。

 


以前来た時は何気なく見ていたモニュメントやったけど、
開封市の景色を菊の模様の中心部に使ってたんだなあとわかると、
より面白く見学出来ました(*^^*)

 

 

 

戻ろうとしたら、柵の隙間が閉められていて出られなくなってちょっと焦りましたが、
警備の人が近寄って来てあけてくれました。
どうやら遠くから 私が写真撮影をしているの見守っていてくれたようです。感謝☆

 


さて、家に帰って 過去に撮影した写真を見ていた時に、
ちょっとした発見がありました。

 


11月5日のマンション小区封鎖解除直後にも
市民広場の菊を見に行きましたが、
その時のモニュメントのパネルを拡大してよく見ると、

 

 

汴京八景ではなさそうですよ?
正面は現在の金明池と 隣のパネルは車の広告でしょうか。

 

 

この時2人の男性が作業中だったようなのですが、

 

パネルの絵が 汴京八景から 今ある開封市の橋などの景色に
変わっていっていることに気がつきました。

 

この大きなモニュメントは、昔の汴京八景と、現在の開封市の開封八景(?)が
表示出来る仕掛けになっていたようです♪

 

コロナのことがなく、菊祭りが通常開催出来ていたら、
こういった色々な仕掛けが もっといかせたと思います・・・残念(^◇^)

 

2022年菊の変化

 

最後に菊の変化していく状態をご紹介して、2022年の開封市の菊祭り記事を
終了したいと思います。

 

10月18日 第40回開封菊花文化祭開幕

 

 

10月23日

 


10月24日~11月4日 
開封市 ほぼロックダウン状態で 市民は菊が見れず。

 

11月5日

 

11月28日

 

12月6日

 

 

交差点に置かれた菊の変化

 

 

 

来年は、コロナに振り回されずに菊祭りが出来ますように。
可能なら、多くの観光客の人に 開封市の菊を見てもらえますように。

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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