ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

本日は旧暦の10月1日、寒衣節だったようですが中国開封市民は自由に外出出来ず

こんばんは。

 

16時現在の開封市、気温21℃ 湿度32%です。
明るい曇りの一日でした。

 

さてさて、

今日は寒衣節について書きたいと思います。

 

 

10月25日の開封市の様子

昨日、急遽 あちこちの小区が封鎖され 
事実上 ロックダウン状態になってしまった開封市。


昨日の様子はこちら

tpakira.hatenablog.com

 

 

 

 

この写真は明け方なので、まだ ちょっとは見えやすくなってきましたが、
夜の道路封鎖の柵は 闇にまぎれていて、
車のヘッドライトがあたると、やっと見える状態でした。

 

 

まるで前方に急に表れるトラップのよう~
よっぽど注意して運転してないと ぶつかってしまいそうでした。
(夜間動いてるのは警察車両くらいなので、事故車は出なかった模様😅)

 

 

今日も 軍や警察や医療関係者や 社会活動に必要な人員しか、
小区外に出ることが出来ませんでした。

 

 

 

もし、小区外になんらかの方法で出れたとしても、
許可証の様な書類やパスを持っていないと 道路封鎖を突破して
目的地に行くことは出来ません。

 

バスもタクシーも動いていません。
一部を除いて ほとんどの市民活動がストップしています。

 


今日の午前中に発表された、昨日行われた開封市民全員PCR検査の結果、
陽性者は0人でした。

 

いつ小区封鎖(事実上のロックダウン)が解除になるかの正式な情報は
まだありません。

 

寒衣節とは何ですか?


さて、

私が開封市民全員PCR検査の結果を知りたい時は 
最近は中国版のTikTok アプリを利用しています。

 

 

今日 PCR検査結果を調べようとしたら、
上部に表示される画面で、『寒衣節』という言葉が目にとまりました。

 

 

『寒衣節』だけど 開封市では現場祭り掃除(?)は停止だよ~

 

 

寒衣節期間とは 10月25日から27日までのようです。

 

 

 


次々『寒衣節』関連の情報が流れてきますが、
『寒衣節』って一体何なのですか?
初めて見る言葉でした。

 

まさか、衣替えのことじゃないよなあ・・・・


衣替えやったら、小区が封鎖されていても 各自 家で出来るはずで、

衣替えを停止してくださいって 情報が回ってくるのも 
おかしな話です(*^◇^*)


(私の中国語理解力は ほぼゼロです。
普段は 漢字から想像して なんとなくで生活しちゃってます(*´▽`*))

 

なので、翻訳アプリを使って 説明文らしきところを翻訳してみると、

 

『コロナ蔓延防止策の影響で、
10月25日から27日まで、開封市のすべての墓地や霊園など 閉鎖してます。
お墓参りに来ないでね~
スタッフが 市民のかわりに お墓をキレイにしとくから 心配しないでね』
みたいな感じでしょうか。

 


ネットで『寒衣節』について調べてみると、


『寒衣節』とは、旧暦の10月1日に、お墓参りに行って、
亡くなった肉親のために紙製の冬服などを燃やして先祖をしのぶ 
中国の伝統行事のことでした。


広東省恵州淡水にいた時は聞いたことがなかった風習でしたが、
中国内でも 寒さの厳しい北方で よく行われているようです。


昔から 北方では 旧暦10月1日の寒い冬が来る前に
女性たちが冬着を手作りして 親や親戚などに送っていたようで、
送る先の人が 故人の場合は、 あの世でも 冬を暖かく過ごしてもらいたいと、
あの世に送る服として 紙服を燃やすようになったのだとか。

 

来年は紙の服を燃やす光景が開封市でも見られるかな

 

紙の服を燃やすという話を読んで、思い出したことがありました。

 

今年の清明節に開封市内をうろうろした時、

 

黄色の紙がたくさん売られているのを見ました。

 

清明節は ご先祖様への送金日(?)だったようで、
あの世に行っても お金に困らないように、
黄色の紙(紙幣がわり)を燃やすようでした。

 

清明節の時期の開封市の街の様子

tpakira.hatenablog.com

 


ご先祖様への送金は お盆やお正月にも行われるようで、
春節の時期に黄河に行った時は、
黄河沿いで 紙銭を見やす光景を たくさん見かけました。

 

春節の時期の黄河沿いの様子

tpakira.hatenablog.com

 

 


黄色い紙幣(紙銭)にまざって 

 

 

服が売られているのを見かけることがありましたが、

 

 

寒衣節では この紙服が主役になるはずやったのですね(*^。^*)

 

 

旧暦の10月1日は、2022年では 本日 10月25日にあたります。


開封市がロックダウン状態になってなかったら、
今日はお墓参りに行った人も 多かったことでしょう。


黄河沿いで 紙の服を燃やす人もいたと思います。

 

 

 

来年は開封市民全員が自由に寒衣節を過ごせますように☆

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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