こんばんは。
16時現在の開封市、気温26℃ 湿度32%です。
雲の無い青空で、とても良い天気です。
さてさて、
今日は上海カニの話をしたいと思います。
スーパーで見かけた人だかり
先日の9月18日の日曜日、近所のスーパーに行くと、
水槽の周りを多くの人が囲んでいました。
皆さんのお目当てはこちらのカニのようです。
中国で大閘蟹と呼ばれている このカニは、
日本での正式名称は『チュウゴクモクズガニ』、
通称『上海蟹』と呼ばれている蟹です。
トングで挟んで
この筒に入れて、足が動かないように 縛るようでした。
(縛ってるところを写真に撮りたかったけど、
なかなかチャンスがありませんでした(*´▽`*))
上海カニの季節が到来したようです
カニさん達はとても元気で、
隙あらば よじ登って 脱出を試みているようでした。
あっちでも
ひょい、ポッチャン。
こっちでは
取り押さえられたようです(*^◇^*)
縛られている蟹たちもたくさんいました。
怒って 泡をふいています。
後で調べてわかったのですが、上海ガニのシーズンは秋から冬のようです。
私が見たのは、スーパーに 今年の活きの良い上海ガニが入荷した直後で、
初物を買い求める お客さん達で
水槽周りが にぎわっていたのかもしれません(*^^*)
一番小さいサイズのメスのカニは5匹以上買うと1匹15.8元(約322円)
一番大きなメスのカニは68.9元(約1400円)
一番小さいカニには2+ 一番大きなカニには3.5+ と書かれていました。
大きさ以外にも オスとメスでも 値段に違いがあるようでした。
上海蟹のオスとメス
上海カニは オスのことを「公」、メスのことを「母」と呼ぶようです。
お腹を見ると違いがすぐにわかるようでした。
縦に線が入ってるのが オス のようです。
横に線が入ってるのが メス のようです。
卵を持ったメスは10月頃が、白子を持ったオスは11月頃が
一番おいしくなる時期のようです(*^▽^*)
上海ガニの産地について
さっきから、上海蟹・上海ガニ・上海カニと連呼していますが、
(カニが正しいのかガニが正しいのか よくわかりません)
上海ガニの産地は上海ではありません。
それもあってか、中国の方は 上海蟹 という呼び方を
しないのかもしれません。
日本には、上海の人が よく食べてたので、
上海ガニと 伝わったのかなあ(*^。^*)
私が上海ガニ=大閘蟹だと知ったのは、
去年の冬頃に たまたま 夫と上海ガニの話題になった時でした。
それまでは、中国広東省淡水にいた時も、開封市に来てからも
中国では 上海蟹って言葉を見かけないなあ?
上海に行かないと 上海蟹は売ってないのかなあ、
と思ってました(*´▽`*)
今回 開封市のスーパーに運ばれてきたカニは、
『宝応湖』で採れた 大閘蟹 でした。
ネットで宝应湖の蟹のことを調べていると、
“宝应湖”大闸蟹,享誉全国的河蟹品牌 という記事が出てきました。
宝应湖は、中国10大カニの産地の1つらしくて、
宝应湖産は 全国的に有名なカニのブランドだったようです。
宝应湖の場所はこのあたり。
開封市からはだいぶ離れています。上海からも離れています。
大闸蟹の最高級ブランドは阳澄湖産のものだそうです。
阳澄湖があるのは、上海のちょっと上です。
白い線が境界なので、阳澄湖があるのは上海ではなく、
隣の省(わかりやすく言えば 隣の県みたいな感じ)です。
開封市の近所でも大閘蟹がとれる場所があります。
郑州市の雁鸣湖です。
雁鸣湖大闸蟹は、河南省郑州市中牟县の特産のようです。
雁鸣湖の場所はこちら。
郑州市の中心部よりも、開封市の中心部に近いようです。
去年の12月に 鄭開大道をツーリングしていると、
雁鸣湖産大闸蟹を売る たくさんの露店を見かけました。
去年見かけた蟹露店に関してはこちらもどうぞ
↓
宝应湖、阳澄湖産、雁鸣湖産以外にも、大闸蟹の産地は色々あるようで、
カニの種類は同じチュウゴクモクズガニのはずですが、
とれる場所の水質や餌などによって、味に違いが出てくるそうです。
日本でズワイガニが、水揚げされる場所によって、
松葉ガニや越前ガニ、間人カニと名前がついて ブランド化されているのと
ちょっと似ている気がしました。
ちなみにですが、
私は まだ一度も上海ガニを食べたことがありません(*'▽')
決して安い値段じゃないはずですが、
多くの人が買い求めようとしている上海ガニ。
そんなに美味いんやったら、一度食べてみたい(≧▽≦)
と思っているのですが、
実は夫は上海カニに全く興味が無いみたいです(;^ω^)
去年は チャンスをうかがっているうちにカニの季節は終わりました。
今シーズンは、夫が飲み会で夕食いらない時に
1人でカニパーティーしてみようかな\(^o^)/
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)