ぱきらの中国(河南省開封)生活

ぱきらの中国(河南省開封)生活

2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

中国開封市にも上海ガニ(上海蟹・大閘蟹・チュウゴクモクズガニ)のシーズンがやってきたようです

こんばんは。

 

16時現在の開封市、気温26℃ 湿度32%です。
雲の無い青空で、とても良い天気です。


さてさて、

今日は上海カニの話をしたいと思います。

 

 

スーパーで見かけた人だかり


先日の9月18日の日曜日、近所のスーパーに行くと、

 

水槽の周りを多くの人が囲んでいました。

 

皆さんのお目当てはこちらのカニのようです。

 

中国で大閘蟹と呼ばれている このカニは、
日本での正式名称は『チュウゴクモクズガニ』、
通称『上海蟹』と呼ばれている蟹です。

 

 

トングで挟んで

 

この筒に入れて、足が動かないように 縛るようでした。
(縛ってるところを写真に撮りたかったけど、
なかなかチャンスがありませんでした(*´▽`*))


上海カニの季節が到来したようです

 

カニさん達はとても元気で、

 

 

隙あらば よじ登って 脱出を試みているようでした。

 

あっちでも

 

ひょい、ポッチャン。

 

 

こっちでは

 

取り押さえられたようです(*^◇^*)

 

縛られている蟹たちもたくさんいました。
怒って 泡をふいています。

 

後で調べてわかったのですが、上海ガニのシーズンは秋から冬のようです。

 

私が見たのは、スーパーに 今年の活きの良い上海ガニが入荷した直後で、
初物を買い求める お客さん達で 
水槽周りが にぎわっていたのかもしれません(*^^*)

 

一番小さいサイズのメスのカニは5匹以上買うと1匹15.8元(約322円)

 

一番大きなメスのカニは68.9元(約1400円)

 


一番小さいカニには2+  一番大きなカニには3.5+ と書かれていました。

 

大きさ以外にも オスとメスでも 値段に違いがあるようでした。

 

上海蟹のオスとメス

 

上海カニは オスのことを「公」、メスのことを「母」と呼ぶようです。
お腹を見ると違いがすぐにわかるようでした。

 

縦に線が入ってるのが オス のようです。

 

横に線が入ってるのが メス のようです。

  

卵を持ったメスは10月頃が、白子を持ったオスは11月頃が
一番おいしくなる時期のようです(*^▽^*)

 

上海ガニの産地について

さっきから、上海蟹・上海ガニ・上海カニと連呼していますが、
(カニが正しいのかガニが正しいのか よくわかりません)


上海ガニの産地は上海ではありません。

それもあってか、中国の方は 上海蟹 という呼び方を
しないのかもしれません。


日本には、上海の人が よく食べてたので、
上海ガニと 伝わったのかなあ(*^。^*)

 


私が上海ガニ=大閘蟹だと知ったのは、
去年の冬頃に たまたま 夫と上海ガニの話題になった時でした。

 

それまでは、中国広東省淡水にいた時も、開封市に来てからも
中国では 上海蟹って言葉を見かけないなあ?
上海に行かないと 上海蟹は売ってないのかなあ、
と思ってました(*´▽`*)

 

 

今回 開封市のスーパーに運ばれてきたカニは、
『宝応湖』で採れた 大閘蟹 でした。

 

ネットで宝应湖の蟹のことを調べていると、
“宝应湖”大闸蟹,享誉全国的河蟹品牌 という記事が出てきました。

 

宝应湖は、中国10大カニの産地の1つらしくて、
宝应湖産は 全国的に有名なカニのブランドだったようです。

 

宝应湖の場所はこのあたり。
開封市からはだいぶ離れています。上海からも離れています。

 

大闸蟹の最高級ブランドは阳澄湖産のものだそうです。

 

 

 

阳澄湖があるのは、上海のちょっと上です。
白い線が境界なので、阳澄湖があるのは上海ではなく、
隣の省(わかりやすく言えば 隣の県みたいな感じ)です。
 

 


開封市の近所でも大閘蟹がとれる場所があります。
郑州市の雁鸣湖です。


雁鸣湖大闸蟹は、河南省郑州市中牟县の特産のようです。

 

 

雁鸣湖の場所はこちら。
郑州市の中心部よりも、開封市の中心部に近いようです。


去年の12月に 鄭開大道をツーリングしていると、
雁鸣湖産大闸蟹を売る たくさんの露店を見かけました。


去年見かけた蟹露店に関してはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

 

 

 

宝应湖、阳澄湖産、雁鸣湖産以外にも、大闸蟹の産地は色々あるようで、
カニの種類は同じチュウゴクモクズガニのはずですが、
とれる場所の水質や餌などによって、味に違いが出てくるそうです。


日本でズワイガニが、水揚げされる場所によって、
松葉ガニや越前ガニ、間人カニと名前がついて ブランド化されているのと
ちょっと似ている気がしました。

 

ちなみにですが、
私は まだ一度も上海ガニを食べたことがありません(*'▽')

 

決して安い値段じゃないはずですが、
多くの人が買い求めようとしている上海ガニ。
そんなに美味いんやったら、一度食べてみたい(≧▽≦)

 

と思っているのですが、
実は夫は上海カニに全く興味が無いみたいです(;^ω^)
去年は チャンスをうかがっているうちにカニの季節は終わりました。


今シーズンは、夫が飲み会で夕食いらない時に 
1人でカニパーティーしてみようかな\(^o^)/

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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