こんにちは。
１５時現在の開封市、気温３１℃ 湿度６２％です。
午前中は良く晴れた いい天気で、今は雲がでてきました。
さてさて、
今日は『朱仙鎮岳飛廟』について書きたいと思います。
岳飛廟に入るまでの道のりは長かった
初めて、朱仙鎮『岳飛廟』の存在を知ったのは 去年の１０月１７日でした。
たまたま通りかかって、
観光客っぽい人達が入って行ってるけど、
ここは 何かな？お寺かな？
この時は 観光する時間が無かったので、
また今度来ようってことにしたのですが、
１０月１７日の様子はこちらもどうぞ
↓
ここから、岳飛廟に入場するまでの道のりが 本当に長かったです(*^◇^*)
１１月１４日に 行ってみたら コロナ蔓延防止策強化の影響で閉まっていて、
１１月１４日の様子はこちらもどうぞ
↓
１１月２８日に 門が開いてたので、入れるかなって思ったけど、
なんと、ＰＣＲ検査の陰性証明を持っていないと入場不可とのことで、
入れませんでした(;^ω^)
１１月２８日の様子
↓
１、２月と また開封市のコロナ警戒レベルが上がったので、
朱仙鎮の方までは行くのをやめていて、
３月に入って、そろそろ 緩和されたかなと行ってみるも、
３月６日もまだＰＣＲ検査結果を見せないといけないようで、断念。
（矢印の人は １１月にもいた コロナ対策の方だと思われます）
４月１０日 また コロナ蔓延防止策強化の影響で閉まっていました。
５月２８日 まだ コロナ蔓延防止策強化の影響で 閉まっていました。
そして、６月１８日に行った時、
あれ？門 開いてるぞ。
係の人の人影見えずです。
今やったら 入れるんとちゃうかな(*^^*)
入場券、売ってもらえました＼(^o^)／
去年は、ＰＣＲ検査の陰性証明がないと売れないって言われたけど、
今回は 健康コードを見せるだけ（開封市内からは２週間出ていませんの証明）で
大丈夫でした。
お邪魔します～♪
おお～門の中から外が見えます。
なんと、７度目の正直で（７回目の訪問で）
岳飛廟の中へ入場しました(*´▽｀*)
岳飛さんとは
去年初めて岳飛廟の前を通った時は、
岳飛廟が何かも なにもわかっていなかったのですが、
訪問する前に 下調べをしとこうと、
ちょこちょこ ネットで情報を集めているうちに、
岳飛さんは、中国では知らない人はいないくらいの
有名な方だということがわかりました。
日本だと、真田幸村みたいな感じでしょうか。
私がわかった範囲でご紹介してみたいと思います。
間違ってたらごめんなさい。
岳飛（がくひ）さんは 南宋時代の初期に農民の子として生まれ、
一兵卒から身を起こした武将です。
岳飛さんの背中には「尽忠報国」（精忠報国）という入れ墨があったそうですが、
これは 兵士になるにあたって、
国のために忠義を尽くすという堅い決意を示すために、
母親に入れてもらったものだそうです。
北宋時代（開封市に首都があった時代）に 金(きん)軍が攻めてきた時には
たび重なる戦いに功をあげ、異例の出世をしました。
岳飛さんが開封を守っていなければ、開封にあった王朝は滅ぼされて、
今とは違った中国の歴史になっていたかもしれません。
でも、岳飛さんの活躍を快く思って無い人たちもいたようで
同僚だった宰相の秦檜(しんかい)さんに謀反の罪をきせられて、
獄中で亡くなったそうです。
（ひどい拷問の末亡くなった、処刑されたと書いている物もありました。）
岳飛廟とは
亡くなった後に、無実の罪だったことがわかり、
後の世の人が 岳飛さんの功績をたたえて 祀ったのが 岳飛廟です。
ここ、朱仙鎮の岳飛廟は１４７８年に創建されたもので、
中国三大岳飛廟の一つです。
他の２つは 河南湯陰岳飛廟と杭州にある岳王廟 のようです。
岳飛廟で特徴的なのは、ちょっと衝撃的なこの銅像たち。
秦檜と妻の王氏など、岳飛さんを陥れた人達が
縄でつながれて正座させられています。
今は 禁止されているようですが、以前は この像たちに
岳飛廟にお参りに来た人が 唾を吐きかけたり 小便をしたりする習慣が
あったそうです。
今はマスクをさせられています。
続く
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)
