ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

要注意!駐在妻・駐在夫・留学生・ボランティア・保養目的で海外に住んでいる方、手続きしないと年金資格喪失の可能性有り!?≪第3号被保険者の海外特例≫

こんにちは。

 

16時現在の開封市、気温18℃ 湿度70%です。
どんより曇っています。
本日 第3回 開封市民全員PCR検査がありました。
開封市では 患者さんはほとんど出ていませんが、開封市の周辺都市で
コロナが流行っているようです。


さてさて、

 

今日は 手続きしないと年金資格喪失の可能性があったよ💦 
という話を書きたいと思います。


駐在妻・駐在夫・留学生・ボランティア・保養目的など、
就労以外の目的で海外に住んでいて、
日本の市役所で転居届を出し、日本に住民票の無い 第3号被保険者の方で、

もし、≪第3号被保険者の海外特例≫に聞き覚えの無い方は、

 

是非、最後まで 読んでいただけるとうれしいです(*^。^*)

 

 

手続きしないと年金資格が喪失??


4月28日に 広州の日本国領事館から私のパソコンにメールが届きました。

 

(2012年の広東省淡水にいた時に、淡水の管轄だった広州の 
日本国領事館のサイトにメール登録していたので、
今は もう 広東省に住んでいないのですが、
度々 広東省に住む日本人向けの情報が届きます。
本来は 2017年の帰任時に 広州領事館に転出の届け出をして、
新たに開封市に住むことになった時に 
河南省の管轄の北京の領事館に転入の届けを出すのが正解でしたが、
これを機に ちゃんと 手続きしたいと思います(^▽^;))

 

メールの内容を 要約すると


『 法改正により、日本に住んでいないってわかった国民年金第3号被保険者は、

【特例要件に該当する旨の届出】  というのを日本年金機構に提出しないと、

個別に周知されることなく 資格喪失処理手続が行われているみたいだよ。

みんな気をつけて~。届け出は だしたかな。

心当たりがある人は、自分の年金がどうなってるか ちゃんと 確認してね☆』

 


個別に周知されることなく 年金資格喪失処理手続が行われる!?

一体どういうことや~💦

 

 

令和2年4月1日に健康保険法の改正があったようです


令和2年4月1日に健康保険法の一部に法改正があり、
国民年金第3号被保険者の要件に、『国内居住』という文章が追加されたようです。


それにより、日本年金機構は、住民基本台帳の個人番号情報に基づいて 
国外に転出した人を確認する事務処理を 令和2年4月1日以降に 始めたようで、


日本に住所がないとわかった 第3号被保険者に関しては、 
資格喪失手続きを行っているようなのです( ;∀;)


ただし、海外に住む第3号被保険者が全員、
年金資格が喪失されるわけではありません。


日本年金機構さんによると、

 

『特例を認めているので、特例に該当する人は連絡してください。
連絡してくれたら、資格喪失手続きは行いませんよ。』

 

とのこと。

 

第3号被保険者の海外特例とは


特例とは どういことなのでしょうか。
下記、領事館より来たメールの一部を抜粋します。


※特例要件

1 海外において留学をする学生
2 外国に赴任する被保険者に同行する者
3 観光、保養又はボランティア活動その他就労以外の目的で
一時的に海外に渡航する者
4 被保険者が外国に赴任している間に当該被保険者との身分関係が生じた者であって、2と同等と認められる者
5 1~4のほか、渡航目的その他の事情を考慮して日本国内に生活の基盤があると認められる者

 

年金定期便ハガキでは 年金番号が確認出来なくなっていたよ( ;∀;)

 

私は第3号被保険者で、夫の海外赴任に同行して中国に来ているので、
ばっちり 2の 『外国に赴任する被保険者に同行する者』 に該当していました。


今回の領事館より来たメール文の最初に、
『既に所属勤務先等から案内がなされていると思いますが、』
と書かれていましたが、


この件に関して、私も 夫も初耳でした。


夫に頼んで 日本の会社の担当部署に 問い合わせてもらうことにしました。

 

 


日本の会社とやり取りする中で、私と夫の年金番号を聞かれたのですが、

 

私と夫の年金手帳は とある場所に預けていて 今は見れません。
(中国生活には 絶対いらないと思っていたので・・・(;^ω^))


でも、大阪の実家に もし年金番号が知りたくなった時用に、
年金定期便ハガキを夫と私の分を2枚 保管していたので、

 

大阪の母とスカイプをつなげて 確認を頼みました。


母「年金定期便ハガキってこれのことかな。 あれ?番号書いてないよ。」

ぱきら「そうそう、それそれ(*^。^*) なに!!」


どうやら以前は 年金定期便ハガキに年金番号が印字されていたのですが、
最近は 印字されなくなっていたようなのです💦(個人情報保護?)


新しい方が良いやろうと、最新の年金定期便ハガキを 中国引越し前に
重要書類と一緒に 重要物として実家に送っていたのですが、
全く無意味だったのでした( ;∀;)


結果として、過去の年金定期便ハガキを 
心当たりのある書類ファイルを 母に 全部探してもらって(感謝!)   
ひょっこり出てきた 昔の年金定期便葉書から 
私の年金番号を知ることが出来ました。


夫の年金番号は 会社で調べてもらうとわかりました。

 

第3号被保険者に関する法改正や、年金定期便ハガキの改訂など、
知らないところで 色々変わっていて 翻弄されます( ̄▽ ̄;)

 

駐在妻・駐在夫・留学生・ボランティア・保養目的で海外に住んでいる方は要注意!

今朝、夫が、 

会社の担当の人が特例要件に該当する旨の届出を出してくれたようだよ と 

教えてくれました。

 

これにより、私の年金資格喪失は おそらくまぬがれたと思います。


中国にいても 日本の保険料など、夫も夫の日本の会社も 納めてくれているので、

たぶん、今回資格喪失したとしても、日本に戻った時に訂正できるとは思いますが、
(もし、出来なかったら 泣くどころの話じゃなくなりますーー( ;∀;))


手続きとか、また ややこしいかもしれないので、

早めに 届け出を出しておいた方が 良いかと思います。

 

所属会社によっては すでに手続きを 完了してくれたりするところも
あると思いますが、ひょっこり もれていたりするかもしれませんので、


駐在妻・駐在夫・留学生・ボランティア・保養目的で海外に住んでいる方は、


一度 所属勤務先、加盟保険組合、または、日本年金機構に
問い合わせることを おススメしたいと思います(*^^*)

 


それにしても、今回 

 

たまたま日本国領事館からのメールで 事なきを得ましたが、

 

年金機構が個別に連絡しないということは、


所属会社経由で知るか、ネットやテレビのニュースで知るか、
人のうわさで知るか・・・・・

 

海外に住んでいて 情報を受け取る手段が 限られている中で、
おそらく まだ 知らない人もいる気がします。


年金機構も 個別に連絡したくても 
日本に住所がなくて、連絡先のメールなどを知らない場合
知らせようがないと思います。

 

今後、こういった 海外に住んでいるが故の情報の抜けに 対処するには
どうしたらいいのかな。

 

悩むところです(*´▽`*)

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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