こんばんは。
18時現在の開封市、気温25℃ 湿度39%です。
良い天気の一日でした。暑かったです(*^^*)
さてさて、
本日は紙銭について書きたいと思います。
清明節が近くなると出現するお店
今日は『清明節』という中国の祝日でした。
夫の会社は昨日もお休みだったので、土日と合わせて4連休だったのですが、
コロナ蔓延防止策強化の影響で 開封市から出ることが出来ず、
連休中は 開封市内をウロウロしていました。
(開封市から出たら 健康コードの色が変わって、
しばらく自宅隔離になるそうな(*´▽`*))
うろうろ中に見かけた光景が、
お店の前
道路脇
木の下
横断歩道の上
いや、さすがに この場所で商売はまずいやろ~~~。
大型トラックが 車線変更しないといけなってました(*^◇^*)
皆さん、いったい何を売っているのでしょうか??
ご先祖様への送金方法
売っているのは、紙銭とよばれる黄色の紙の束です。
これは、紙幣を模しているようです。
清明節は、お墓を掃除して、ご先祖様へのお参りをするという風習が
中国にはあるようなのですが、
この紙銭を燃やす風習もあるようです。
黄色の紙幣を子孫が燃やすと、あの世のご先祖様に届くらしいです。
すごい札束!
あの世換算で 何円くらいなんやろうか。
黄色い紙幣以外にも、本物のお札に似た物も売られているようでした。
こちらは、燃やし用の服です。
服も燃やせば、ご先祖の元に届くようです。
支払いは電子マネーでもOK♪
こちらの束には、数字が書いてありました。
値段だとすると、一束 約230円~500円くらいでしょうか。
現世でのお支払いは、最近はどこもかしこも
電子マネーでもOKのようです(*^▽^*)
春節中の黄河近辺にて
実は私は つい最近まで 紙銭のことを知りませんでした。
2月3日の春節中に 黄河を見に行った際、
黄河手前の村の近くで見かけたこちらの焼け跡を
最初、爆竹の跡かと思っていました。
そして、
これは何かな??
何か売ってる・・・・・
村の近くの売られていた黄色い束も、
何かわかっていませんでした(*´▽`*)
黄色い束は燃やすものだと知ったのは、黄河の浮橋見学を堤防でしていた時に、
浮橋についてはこちらもどうぞ
↓
後ろにいたお2人が、
黄色い束を
燃やし始めたのを見た時です。
この時周辺を見渡すと
あっちでも
こっちでも
堤防の上で黄色い束を燃やしている人達を 見かけました。
燃やした跡
帰宅して、ネットで調べて
黄色の束は、『紙銭』と呼ばれるもので、
春節や清明節などに、紙銭を燃やす習慣があることを知りました。
清明節当日の開封市内にて
あちらに燃やした跡があります。
こちらの方は、
燃やし中のようです。
(橋の上です)
向こうでも煙が上がっています。
みなさん、ご先祖様に送金しているんやな。
実は、紙を燃やす行為が環境汚染につながる可能性があることから、
供養の方法を紙銭を燃やすことから 花を供える方法に換えよう という動きが
近年 あるようです。
2022年の開封市では、町中で黄色い札束を燃やしている方を見かけましたが、
この風習は 近いうちに見られなくなるのかもしれません。
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)