ぱきらの中国(河南省開封)生活

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2021年6月~河南省开封市に生息中。日常のたわいもないこと、中国情報などを気ままに書いていきたいです(*^^*)

中国北宋時代の開封市を守った 楊さん一族のお宅を訪問≪天波楊府 前編≫

こんにちは。

13時現在の開封市、気温19℃、湿度54%です。
多少雲がありますが、青空が広がっています。
良い天気です。

 

さてさて、

今日は『天波楊府』について書きたいと思います。

 

 

中国翰园碑林のお隣、天波楊府


以前、中国翰园碑林に行った時に、


中国翰园碑林に関してはこちらもどうぞ

tpakira.hatenablog.com

 

 

中国翰园碑林の敷地内から見えたお隣のテーマパークの光景が、

 

こちらです。
中国の武士の方が 空中に浮いているようなパフォーマンスでした。


詳しくはこちらもどうぞ。

tpakira.hatenablog.com

 

テーマパークの名前は『天波楊府』と言うことがわかり、
それからは 天波楊府がどんな所か気になっていました。


コロナが落ち着き、開封市のコロナ警戒レベルが下がった3月初旬、

 

 

河南省の観光無料フェアが始まり、通常40元(約777円)の『天波楊府』も
無料で入れるとことだったので、行ってきました。

 

1回目は平日に一人で行ってみて、

 

2回目は夫と一緒に休日に行きました。

 

1回目と2回目で撮影した写真を使用して、天波楊府をご紹介したいと思います(*^^*)

 

楊さん一族のお宅を訪問


予備知識なく 突入してしまったのですが、
見学中にわかったことによると、

 

『天波楊府』は 北宋時代の名将 楊継業さんの邸宅を再現したものだそうです。

 

北宋時代、楊継業さん一族は忠儀を尽くして外敵から国を守りました。

 

王が その功績をたたえて建てさせたのが、『天波楊府』のようです。

 

天波陽府は、東院、中院、西院の3つで構成されていて、
東院には演習場、西院には庭、中院に色々な建物があったようです。

 

楊一族に敬意を示すため、天波楊府の前を通る時は、
文官は籠から、武官は馬から下りないといけなかったようです。

 

 

 

中院に建てられた建物内では、

 

楊一族のエピソードを説明した人形像があったり、

 

資料館の様になっている場所がありました。

 

私が見学していてちょっと驚いたのは、見学に来られている 中国の方が、

エピソードを表すための(私には簡易に見える)人形像に向かって、
熱心に祈っているのを みかけたことでした。

 

 

こちらの銅像にも 熱心に祈ったり、団体で来た人が、一斉に一礼していく様子などを
数多くみかけました。


この場所は、楊継業さんの邸宅を再現した あくまで作り物の世界で、
銅像も、最近作られた感じのものなのですが、

祈っている方々にとっては、開封市を守った英雄 楊さん一族に敬意をはらうのに、
テーマパークだとか そういうのは 関係ないのだなと 思いました(*^^*)


(私も祈っといた方が良いのかな?
1人、敬意をはらってない人がいるとかって思われないかな)

とか、一瞬 考えちゃったりしましたが、

 

像に登って 像と一緒に写真撮影をする方々もいて、
その様子を、誰も気にしてません。


テーマパーク内、スタッフに注意されない限りは、
祈るのも自由、登るのも自由~
気楽で良いです(*´▽`*)

 

立派な建物 天波楼


天波楊府の中で 一番立派な建物は、

 

天波楼だと思います。

 

お邪魔します(*^^*)

 

 

奈良県の唐招提寺の金堂みたいに、建物の周りに太い丸い柱があります。

 

上階に登れるようになっています。

 

天井が低い箇所がいくつかあります。
頭をぶつけないように気をつけて~☆

 

階段

 

登ってきました♪
奥に小さく 開封のスカイツリー(テレビ塔)も見えます。

 

1000年前の眺めはどんなんやったんかな。

 

 

中の様子は、開封観光の際、各自でお楽しみください(#^.^#)ノ

 

両隣をテーマパークに挟まれている天波楊府

 

園内地図です。
入り口は大通り(龍亭北路)に面していて、
矢印の場所から入場します。

 

入場すると右手側に庭があり、

 

そのまま真っすぐ行くと正面に楊家湖が見えてきます。

 

そして、右手側に見えるあの橋が、
以前、中国翰园碑林に行った時に渡った橋です。

 

あそこから、宙に浮く武将を見たんやな。

 

今回は天波楊府内で 宙に浮く武将を見かけることはありませんでした。
必ずいるとは限らないようです。残念😅

 

湖ごしの あっちに見える岩山も中国翰园碑林のものです。

 

私も登ったなあ。
遠目で見たら、あんな感じに見えてたんやな。


面白いなあと思ったのが、

 

龍亭公園への入り口が天波楊府内にもあり、
チケット売り場もありました。

 

今回、赤い☆の場所の門が開通していて、
左の中国翰园碑林と 右の龍亭公園の行き来が、
外に出なくても出来るようになっていました。

 

また、渡し船を使って

 

楊家湖の対岸にある 別のテーマパーク(清明上河園など)にも
行けるようになっていました。


各テーマパークの、目当ての場所だけを 効率よく周りのに、
内部の門を利用するのは とても良いかもしれません(≧▽≦)


ただし、以前中国翰园碑林見学をした時は 
中国翰园碑林側の赤い☆部分の門は閉まっていました。
いつも開いてるわけではないようなので ご注意ください。


続く

 

 

 

◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)

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